初めての家づくりは分からないことだらけなので、まずは情報収集から始めると思います。
その最初の情報収集の手間を省くためにネットで役立つサイトや無料サービスを紹介していきます。
家づくりの流れを知る
まず最初にやることは家づくりの流れを知ること。
詳しく知る必要はないですが、大体の流れを知っておかないと住宅を手に入れるまでの期間が決まっている場合、間に合わなくなってしまうかも。
よくあるのは来年の4月まで、子供が小学校に入る前に家を建てたいなどですね。
その場合、家を建てる土地探しから始めるとしたら10月から家づくりを始めたとしたら、悩む時間はほとんどなく、即断即決でどんどん決めていかないとかなり厳しいです。
土地探しから家づくりを始めるなら、最低でも1年くらい前から準備を始めておいてほしいです。
家づくりの流れについてはsuumo(スーモ)などのサイトを見たり、ネットで調べればたくさん出てきますが、わたしも記事を書いてますのでこちらを読んでみてください。
住宅購入の本を買うのもオススメです。
ネットで調べただけだと自分の知りたい情報ばかりが集まって情報が偏ってしまいがちなので、家づくりの流れをまとめている書籍を最低1冊は購入してほしいですね。
「難しい本を読むのは嫌だ!」という場合には、こちらの漫画本がオススメ。
私も購入しましたが、実体験を漫画にした本で楽しく読めるだけでなく、家づくりの基礎知識もしっかりと学べるので一番最初に読むのに最適です。
予算・住宅ローンを検討する
家を建てるための資金がどれくらい準備できるのかを調べます。
現在の預金や貯金、将来の収入の変化、子供達の教育費、健康保険や生命保険、住宅ローンの支払いを考えておく必要があります。
家を買うために住宅ローンを組むことが多いと思いますが、住宅ローンの返済シミュレーションをカンタンにできるサイトがあります。
「モゲチェック」では住宅ローンのシミュレーションができるだけでなく、大手銀行の金利がランキングで簡単に比較できるので便利。
住みたい家をイメージする
どんな家に住みたいかイメージを固めていくために住宅をたくさん見ていきます。
住宅を検討するには写真が一番手っ取り早いです。
住宅写真を多く見る方法はいくつかあります。
- 不動産販売サイト
- ハウスメーカー・建築会社のホームページ
- 住宅カタログ
- インスタグラム
- 住宅情報誌
無料で見るなら住宅会社のホームページでも良いですね。
近くに図書館があるなら、そこで住宅情報誌を読むって手もあります。
私のオススメはこちら。
houzz
会員登録しなくても数多くの住宅の実例写真や、室内の写真が見れるのでめっちゃ便利です。
家づくりのアイデアを探すのにもちょうど良いです。
土地探し
家を建てる土地から探すところから始めるなら、土地の広さ以外にも立地条件としてチェックしておきたいところがあります。
立地条件・土地選びのチェックポイント
- 職場や駅までの時間
- 道路の道幅の広さ
- 下水道が設置されてるか
- 近所に空き家があるか
- 植物(笹や竹など地下茎で繁殖するのは厄介)
- 動物(野良猫や鳥、コウモリの糞害など)
- 近くに公園があるか
- 近くに工場やお店があるか
- 保育園や学校までの距離
- 図書館などの公共施設までの距離
土地選びのポイントを確認できたら、後は優先順位を決めること。
家族構成や各家庭によって優先順位は変わってくるので、何を優先するかよく相談する必要がありますね。
土地選びで優先したいもの
- ハザードマップ
- 周辺環境(隣家の様子)
- 日当たり
- 敷地面積
- 接道の幅(車の車庫入れやスレ違い)
- 価格
- 駅、スーパー、図書館、公園、学校からの距離
- 景観
最初は自分で気になる物件を探すのも良いと思いますが、土地探しは土地を扱っている不動産屋か建築会社にお願いするのが一番です。
ネットで公開されている物件は不動産会社で売れなかったものが公開されていると思って良いです。
不動産会社に声をかけておけば、良い物件が入るとネットに情報を載せる前に紹介してくれます。
なので、土地探しをするなら不動産会社に「希望の物件が出たら連絡をしてほしい」と言っておくことをオススメします。
ネットで土地情報を探す場合は、大手不動産サイトの情報をほぼ網羅しているこちらのサイトがオススメです。
わたしも土地情報を探すときは、地元の不動産サイトと合わせて利用してました。
建築会社を探す
家を建てる住宅会社を決めるには複数会社から相見積もりをもらって比較します。
このとき注意したいのが、最初にもらったプランだけで決めないこと。
必ず契約するギリギリまで3社程度のプランを比較し続けてください。
早い段階で住宅会社を決めてしまうと比較対象がなくなってしまうので検討不足になり、満足できる家にならないかもしれません。
それに、一度プランを提案してもらっただけでは担当者がどんな人かわからないですよね。
住宅会社の検討にはホームページや住宅カタログ、住宅展示場へ行って比較してみると良いです。
住宅カタログをまとめてほしい場合は一括資料請求できるサイトが便利です。
間取り比較・診断
快適な住み心地にするためには家の間取りが重要です。
自分たちで間取り図を作るのに便利な間取り作成アプリなどもあります。
間取り作成アプリについてはこちらの記事にまとめてあります。
自分で色々間取りを考えるのは良いですが、作った間取りを元に家を建てるのはオススメしません。
家づくり初心者が本を読んで作った間取りでは実体験がないため、失敗する可能性が高くなります。
家づくりは簡単にはやり直せるものではないので、要望を伝えて設計士に任せた方が安心です。
良い間取りができるかどうかは設計士の腕次第ってところがあるので、いろいろな設計士の間取りを比較した方が良いです。
多くの設計士の間取りプランを比較するのに便利なのがこちらのサービスです。
このサービスを使えば一括で間取りプランをもらうことができます。
とはいえ、作ってもらった間取りが本当に良い間取りなのかわからないってこともあると思います。
そんなときに役立つのが間取り診断です。
間取り診断は有料になってしまいますがココナラで安く依頼することができます。
他には『動画間取り診断』という有料サービスもあります。
こちらは間取り診断がメインではありますが、敷地診断から家づくり相談までのフルサポートも可能になっているので、家づくりを不安を解消させたいって人にオススメです。
地盤改良
家を建てるときに地盤改良工事が必要になることがあります。
わたしも家を建てるときに地盤改良が必要といわれて地盤改良することになりました。
この地盤改良工事は軟弱地盤だと100万円以上かかるので無視できない金額です。
でも、家づくり初心者は建築会社に言われるがままに工事を依頼してしまうと思います。
なぜなら、わけがわからないから。
この地盤改良工事、実は相見積もりすることができます。
それは『地盤ネット』という無料サービスを使います。
本当に地盤改良が必要なのか、第3者の視点で再チェックしてくれる地盤のセカンドオピニオンです。
私も依頼しましたが、50万円程度安い工事を提案してくれました。
ただ、比較するときは金額だけでなく、保障内容や撤去時の費用などをしっかりと確認するようにしてください。
太陽光発電
ZEH住宅を目指すなら太陽光発電システムの設置も考えてると思います。
太陽光発電もメーカーによって発電効率や価格が違うため比較することが大切。
太陽光発電の見積もりを一括できるサービスはこちらの記事にまとめてます。
施主支給
住宅を建てるときには、住宅だけでなく、キッチンやバスルームなど住宅設備なども購入する必要があります。
実は、この住宅設備を安く買う方法があります。
それが施主支給と呼ばれるもので、施主が商品を購入して設置工事をしてもらう方法です。
建築会社によっては、施主支給を断られることもあります。
しかし、施主支給でシステムキッチンやトイレ、システムバスを購入すると建築会社から購入するよりも安くなることがほとんどです。
場合によっては、100万円以上節約することも可能です。
キッチンやトイレなどの住宅設備の施主支給ができるサイトはこちら。
エアコンや照明などは『価格.com』などで購入すると安く設置できます。
施主支給する商品によっては建築会社とトラブルになることもあるので、よく相談してから購入してください。
火災保険・地震保険
家を建てた後の火災や地震などの自然災害に備える保険も比較して決めた方が良いです。
だいたい住宅会社から火災保険の提案が出されますが高いです。
火災保険も一括見積もりができるサイトがあるので必ず比較しましょう。
引越し
家が完成して引き渡しが終わったら、後は引越しするだけ。
この引越し費用も距離が離れていると10万円以上になることもあるので見積もりは必須。
1万円でも安くなれば、引越し祝いで晩御飯を贅沢にできます。
こちらのサイトから全国220社以上の引越し業者から最大12社の無料一括見積もりがもらえます。
電気会社
新居に引っ越すタイミングで電力会社の変更を考えてみるのも良いと思います。
家を建てたばかりだと月々の電気代が引越し前よりも高くなるかわからないと思いますが、数ヶ月住んでみて電気代がわかってから再検討すると良いと思います。
電力会社の比較はこちらのサイトが便利です。
インターネット光回線
引越しに合わせて光回線の切り替えや新設もオススメ。
今使っている光回線で引越し手続きをしても割引特典がないので、乗り換えをした方が新規特典や違約金負担もあるのでお得です。
フレッツ光を利用したい場合はこちら
→フレッツ光
NURO光を利用したい場合はこちら
→NURO 光
auひかりを利用したい場合はこちら
→【So-net 光 (auひかり)】
まとめ
家づくりは勉強することがいっぱいあって大変ですが、しっかり情報収集と比較をすることで良い家を建てることができます。
理想の暮らしを実現するためにぜひ頑張ってください。