こんにちは、注文住宅ブロガーの「ともいし」です。私自身、注文住宅を建てた際に窓選びで後悔した経験があります。そこで今回は、2024年7月22日に発売されたYKK APの新製品「APW 651」を中心に、注文住宅の窓選びについて徹底的に解説していきます。
APW 651はこんな感じで窓枠が木製なんですよね。和風な木造住宅に合いますね。
1. なぜ窓の断熱性能にこだわるべきなのか
私が家づくりで最も後悔していることの一つが、窓の性能にこだわらなかったことです。実際に暮らし始めてから、以下のような問題に直面しました:
- 冬場の結露
- 夏場の暑さ
- 高額な光熱費
今から家づくりを始める方には、同じ失敗をしてほしくありません。特に注目したいのが、最新のトリプルガラス窓。中でも国産桧を使用したAPW 651は、見た目の美しさと性能を両立した注目製品です。
2. トリプルガラスって本当に必要?初心者にもわかりやすく解説
まず、私の体験から言えることは、「窓の性能は見た目では分からない」ということ。実際に住んでみて初めて、その重要性に気づくんです。
ペアガラスとトリプルガラスの違い
簡単に説明すると:
- ペアガラス:2枚のガラスの間に空気層
- トリプルガラス:3枚のガラスで2つの空気層
たった1枚のガラスが増えるだけで、断熱性能は大きく変わります。私の家はペアガラスですが, 冬場の結露には本当に悩まされています。
3. APW 651の特徴:実際の目線で解説
YKK APの新製品APW 651で特に注目したいのは、国産桧を使用している点です。私の経験から言えば、窓の素材選びは見た目だけでなく、住み心地にも大きく影響します。
なぜ国産桧なのか?
正直なところ、家を建てるときに一般的なアルミサッシでも「まあいいか」と妥協してしまいがちです。私もそうでした。でも、実際に暮らし始めてから
- 冬場の結露
- 窓枠付近の寒さ
- 見た目の安っぽさ
これらの問題に直面し、後悔することに…。APW 651なら、以下の特徴があるのでこれらの問題を解決できます。
- 熱貫流率0.99W/(m2・K)という優れた断熱性能
- 国産桧の高級感ある見た目
- アルミクラッド構造による耐久性
APW651の受賞歴
製品の優れた特徴は、以下の受賞歴からも裏付けられています。
なんでもかんでも受賞すれば良いってわけではないですが、高性能とデザイン性が評価されてるのがわかりますよね。
-ウッドデザイン賞2024 ライフスタイルデザイン部門
-第18回 キッズデザイン賞
-2024年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞
4. 他社製品との比較:失敗しない窓選びのポイント
私が家づくりで学んだ大切なことの一つが、「しっかりと比較検討する」ということ。そこで、主要メーカーの製品を比較してみましょう。
実際の性能比較
私が実際に見積もりを取って比較検討した経験を元に、わかりやすく表にまとめました:
製品名 | 熱貫流率 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
APW 651 | 0.99W/(m2・K) | 国産桧の高級感、最高レベルの断熱性能 | 価格が比較的高め |
LIXIL レガリス | 1.30W/(m2・K) | コスパが良い、カラバリ豊富 | 木の温もりはない |
三協アルミ ALGEO | 1.25W/(m2・K) | バリエーション豊富、実績あり | 一般的な樹脂サッシ |
※注意:私の家づくりの経験から言えることですが、単純な性能値だけで選ばないでください。実際の使用感や見た目の満足度も重要です。
価格について率直な意見
正直に言って、APW 651は決して安くありません。でも、家づくりで私が痛感したのは、「窓にケチると後悔する」ということ。
私の場合、予算を優先して一般的なアルミサッシを選びましたが、結果的に:
- 冬場の結露処理が面倒
- エアコンの使用頻度が高い
- 見た目の貧相さが気になる
など、日々の生活で不便を感じています。
5. 予算と相談:実際の費用感を解説
家づくり初心者の方向けに、具体的な費用感をお伝えします。
概算の費用例(一般的な住宅の場合)
窓の仕様 | 概算費用(建物全体) |
---|---|
一般的なアルミサッシ | 100万円前後 |
ペアガラス樹脂サッシ | 150-200万円 |
APW 651 | 250-300万円前後 |
※あくまで参考値です。実際の費用は建物の大きさや窓の数により変動します。
費用対効果を考える
住宅ローンで考えると、月々の返済額の差は数千円程度。その代わり得られるメリットは:
- 光熱費の削減(我が家の実感では年間6-8万円の差)
- 結露のストレスから解放
- 資産価値の維持
- 見た目の高級感
6. 施工時の注意点:我が家の失敗から学ぶ
実は私、施工に関する知識不足で失敗してしまいました。皆さんには同じ思いをしてほしくないので、重要なポイントをまとめます:
チェックすべきポイント
- 施工業者の経験
- トリプルガラス施工の実績を必ず確認
- 木製サッシの取り扱い経験を確認
- アフターメンテナンス体制の確認
- 工事前の確認事項
- 搬入経路の確保
- 雨仕舞いの詳細確認
- 取付け位置の調整
メンテナンスについて
木製窓特有の注意点として:
- 定期的な清掃が必要
- 年1回程度の点検推奨
- 5年に1回程度の塗装メンテナンス
7. まとめ:私からのアドバイス
家づくりで一度の失敗が長年の後悔になることを、身をもって経験しました。特に窓選びは、見た目の印象だけでなく、日々の暮らしやすさに直結する重要な要素です。
最後に、これから家づくりを始める方へ
- 必ずショールームで実物を確認
- 開閉感の確認
- 木目の質感確認
- 色味の確認
- 複数の選択肢を比較検討
- 性能値だけでなく使い勝手も重視
- 予算と性能のバランスを考える
- 将来のメンテナンス性も考慮
YKK APが2030年までに木製窓の出荷比率を20%に引き上げる目標を掲げているように、これからの住宅づくりでは高性能な木製窓が主流になっていくでしょう。APW 651は、その先駆けとなる製品と言えます。
最後に一言。窓選びは、家づくり全体の中でも特に重要な要素の一つです。「後悔しない家づくり」のために、しっかりと検討して、理想の暮らしを実現してください。
みなさんの家づくりの参考になれば幸いです。また何か疑問点があれば、コメント欄でお気軽に質問してくださいね。