今回の注文住宅購入の体験談は、夫婦2人と4人のお子さんがいる6人家族で住宅を購入された『よしい』さんです。
住宅購入でこだわったところ
住宅を購入するときの希望や重視したところはなんですか?
うちは長女5歳、次女4歳、三女2歳、長男0歳で子供がたくさんいますが、もっと子供が欲しかったので最低でも子供部屋が4つ欲しいと思ってました。
子沢山ですね!確かに子供が4人以上だと部屋は多い方が良いですね。
他には妻が料理を作るのが好きなので、システムキッチンでリビングを広くしたかったです。
家族全員が集まるリビングは広くしたいですよね。
後は、夫婦の寝室も小さくても良いので欲しいと思っていました。
そうなると、かなり大きな家になりそうですね。
知り合いの建築業者にお願いして、注文住宅を安い値段で作ることができました。
間取りの希望は叶えられましたか?
はい、完成した住宅はほぼ理想通りの間取りの家にできました。
外観もお洒落で広いリビングも理想通りで魅力的です。
子供部屋も4つ作れたんですか?
はい、子供部屋も小さいですが4つと夫婦の寝室も作ることができたので、とても満足しています。
希望が叶えられて良かったです。
住宅を購入して良かったこと
住宅を購入して一番良かったと思うことは何ですか?
子どもたちが新しい住宅で走り回って遊んでいるのを見て、住宅を購入して良かったと感じています。
また、賃貸のアパートやマンションとは違って、自分の住宅を自由にリフォームやDIYができるので、理想の住宅にできる点がとても良いと感じています。
そうですね。家族が増えたときにリフォームやDIYができるのが持ち家の良いところですね。
住宅を買って後悔していること
では、家を買って後悔したことってありますか?
購入資金は銀行からの融資額4200万円しかなかったので、なるべく自分たちの希望を叶えられるような住宅設計を試行錯誤しました。
理想の住宅の間取りがある程度完成したので、設計士の方に見てもらったところ、設計士から
「この間取りだと、廊下がとても狭くて、住みづらい住宅になると思います。」
「トイレもとても狭いので、毎日使うトイレはできればもっと大きくした方がストレスが少ない生活が送れると思います。」
とさまざまなアドバイスをして頂きました。
実際に生活してみないとわかりずらいところですね。
当時の私たちは廊下やトイレの狭さよりも、廊下やトイレのすぐ横にあるリビングの広さをなるべく大きくしたかったんです。そのため設計士のアドバイスを取り入れることはせず、私たちが理想としている間取りそのままで住宅を建築してもらいました。
なんだか嫌な予感がしてきました。
設計士の言う通り、廊下はとても狭かったですが、人が1人通る分には特に問題はありませんでした。
しかし、廊下で人とすれ違う時は、態勢を変えないと通ることができないほどの狭さでした。
家族が多いのですれ違いも多そうではありますね。
はい、子供が多いので朝は廊下で渋滞が起こります。
トイレもとても狭くて、大人がトイレで用を足すときは横の壁の圧迫感があります。
そのせいで、落ち着いてトイレをすることができなくてストレスを感じるほどでした。
設計士が言っていた通りになったってわけですね。
住宅の完成後に、私も妻も設計士のアドバイスをしっかりと受け入れて、間取りを変更しておけば良かったと後悔しました。
今は、狭い廊下と狭いトイレを広くするためのリフォーム資金を貯金して、ストレスのない生活を送れるようにリフォームを計画しています。
間取りは理想通りでしたが、廊下とトイレの狭さだけが残念でしたね。
ありがとうございました。
素人が考えた間取りは失敗する可能性が高い
我が家もそうでしたが、間取りはその家に住む自分たちが作った方が良い間取りになると勘違いしがちです。
家の間取りを自分達で自由に決められるのは楽しいですが、住み心地をしっかり計算することは素人には難しいです。
部屋の日当たりや風通し、耐震、水回りなどの配管までしっかり計算して間取りを作るのは知識と経験のある設計士にお願いした方が安心です。
住み心地という点ではそれぞれの家庭で条件が違うので、その家に住む人が住み心地が良いと感じる条件を知っています。
ただ、家を作ることに関しては素人です。
今回のよしいさんのように、設計士なら簡単に気付くような問題点に気付かないことがあります。
間取りに関しては、設計士に希望を伝えて作ってもらう方法が一番です。
設計士にもいろいろな人がいるので、どんな人に設計を頼むかは対応や提案を比較してみるしかありません。
間取りの提案を比較したいならこちらのサイトが便利です。