ミーレ食洗機のドアを全開

2020年3月に新型コロナウイルスの緊急事態宣言で小学校が休校になり、子供の食事を朝と晩だけでなく昼も必要になりました。

その結果、家での洗い物も増え、

「これは食洗機を買うチャンス!」

と思い、前から気になっていた食洗機を買おうと決めました。

そして、食洗機についていろいろ調べて、ミーレのビルトイン食洗機を購入してキッチンに後付け完了!

ビルトインの食洗機は後付けができないと考える人もいますが、キッチンリフォームで後付け設置できます。

今あるキッチンに食洗機導入を検討しているなら、参考にしてみてください。

食洗機には『据え置き』と『ビルトイン』がある

食洗機を購入しようと思った時に、最初に購入を考えたのがパナソニックの据え置きタイプでした。

こんなタイプのやつです。

パナソニックの卓上食洗機

他にも卓上食洗機として、アイリスオーヤマやSKジャパン、シロカとかもありますが、一番食器が入るのはパナソニックです。

ただ、問題もあって、据え置きなので、キッチンシンクの近くに置き場所を確保しないといけません。

食洗機の寸法と置き場所の寸法を計ってみると設置台を置けばなんとか設置できそう。

あとは、分岐水栓を設置する必要があるのですが、うちの水栓はグースネックになってます。

グースネック水栓

グースネックの水栓には分岐水栓を設置できないので、水栓ごと新しく買い換えなきゃならないという問題がありました。

据え置きタイプでもこんなに面倒なら、いっそビルトインにした方が良いんじゃないの?

と考えるようになりました。

ビルトイン食洗機を設置するならミーレが良い?

ビルトイン食洗機も検討し始めると、パナソニックだけでなく、海外の食洗機メーカーも検討しはじめました。

海外の食洗機を調べていくと大容量のフロントオープンで食器が入れやすく、汚れたよく落ちるということで、海外メーカーが良いと思うようになってきました。

食洗機の海外メーカーには、『ミーレ』『ガゲナウ』『ASKO』『AEG』『BOSCH』などがあります。

どれにしようか悩みましたが、日本国内での販売店の多さやショールームを考えて『ミーレ』が一番安心できそうなので『ミーレ』に決定しました。

キッチンに後付けでミーレの食洗機は設置できるのか?

ミーレの食洗機をキッチンに後付けするといっても、ビルトインの食洗機なので、キッチンに設置できるスペースがあるかを確認しないといけません。

うちのキッチンはスライド収納のシステムキッチンです。

スライド収納のシステムキッチン

図面で見るとこんな感じ。

キッチンの図面

キッチン全体の幅が2550mmで、シンク側から1050mm、750mm、750mmで、奥行きが700mm、天板までの高さが850mmです。

食洗機を設置するなら真ん中の750mmのところですね。

ミーレの食洗機の幅は600mmなので、大丈夫ですが問題は高さです。

天板までの高さが850mmですが、天板の厚みの分があって、ワークトップの断面図を見ると手前側がさらに下まで伸びてます。

天板のステンレスの床からの高さ

図面で断面図を見るとこんな感じ。

キッチン天板の断面図

この手前で折り返している部分までを床から計って見ると813mmでした。

なので、この高さに食洗機の操作盤が収まらないと天板の交換が必要になってきてしまいます。

で、ミーレの食洗機の高さの寸法を調べてみました。

ミーレ食洗機の設置寸法

参照URL:https://contents.miele.co.jp/caddata/domestic/dw

ミーレの食洗機は45cmも60cmも高さは805〜870mmになってます。

うちのキッチンの高さは813mmなのでギリギリ大丈夫。

ボッシュの食洗機の寸法も調べてみましたが、高さ815mm〜875mmなので、うちのキッチンには入らなかったです。

海外のビルトイン食洗機を後付けしたいと考えている人の中には、うちのようにキッチンの高さが足りずにミーレを選択する人が意外と多いかもしれません。

ミーレショップへ行って商品確認

キッチンと食洗機の寸法も調べて大丈夫そうだったので、食洗機の実物を見に行くことにしました。

ミーレの販売店には、直営店、ミーレショップ、特約販売店、取扱販売店と分かれているみたいです。

わたしは一番近くにあった販売店がミーレショップでしたが、50kmくらい離れたところでした。

見学の予約をして、車で高速を使って1時間くらいかけて見に行きました。

見学に行った時は、2020年11月。

ちょうど、2020年12月にアジア仕様の新製品が発売されるという話だったので、それを見たかったのですが、まだ展示もパンフレットもありませんでした、残念。

このときは、ミーレの食洗機を購入するつもりでしたが、まだ45cmと60cmのどちらにするかは決めてませんでした。

実物を見ても45cmで十分なんじゃないかという気もしてましたが、

「3万円程度しか違わないし、設置できるなら60cmの方がオススメです。」

と店員さんにも言われて、やっぱり60cmにすることにしました。

このとき、お得な情報として、

「型落ちの食洗機で良ければ、最後の1台ですが安く買えますよ。」

と教えてくれました。

ですが、アジア仕様の最新モデルが欲しかったので、そちらは遠慮しておきました。

工事担当者に現地調査をしてもらう

販売店を見に行った時にほぼ購入することが決まったので、ちゃんと設置できるかどうかの現地調査をしてもらうことにしました。

コロナで在宅勤務する人が増えて、注文が多いようで、現地調査が1ヶ月くらい先の12月になるという話でした。

コロナがなければもっと早く現地調査をしてもらえたかもしれません。

12月になって予定通り、現地調査に来てもらいました。

寸法に関しては自分でも確認していたので、問題なく食洗機を設置できることを確認できました。

問題は、電源です。

海外製の食洗機は200Vの電源が必要なので、電源がないと追加工事が必要になります。

この点に関しては、新築する時にキッチンをIHコンロにするかもしれないと、IH用の200v電源を設置していたのでそれを使うことにしました。

ソケット形状と電源のA(アンペア)数が違うので、ブレーカーの交換などが必要でしたが、大規模な配線工事は必要なく設置できるとのことでした。

現地調査に来た担当者も

「電源の配線工事をやるのは大変なので助かります。」

と言ってました。

本来の目的とは違いますが、IHコンロ用の電源を付けておいて良かったです。

食洗機を設置後150mmの隙間をどうするか

今回の食洗機の設置で一番悩んだのが150mmの隙間をどうするかです。

750mmのキッチンスペースのところに600mmの食洗機を設置するので、150mmの隙間がポッカリ開くことになります。

現地調査に来た人の話では、

「ホームセンターで150mmくらいのワゴンを買って来て使っている人もいます。」

と言ってました。

それでも良いかとも思いましたが、できるだけキッチンの面材と合わせたかったので、事前にシステムキッチンのメーカーに問い合わせしておきました。

すると、すでに我が家で使っているシステムキッチンは廃盤になっていて商品資料が残ってないとの返事。

家にあったキッチンの図面を送って、何度かやり取りをして、なんとか廃盤になっている150mmのボトルラックが購入できることを確認しました。

しかし、このキッチンメーカーからボトルラックを購入するためには、個人ではなく業者から注文する必要があるので、そのことも現地調査の担当者に伝えて見積もりをもらうことになりました。

見積もり金額をもらって工事日を決定

現地調査をしてから二週間くらいで見積もりが郵送で届きました。

工事費も含めて約51万円。

■費用の内訳

ミーレ食洗機(60cm)32万円
工事費9万円
ボトルラックキャビネット(15cm)5.6万円
消費税4.66万円
合計51.26万円

60cmで一番低いグレードの食洗機にしましたが、全部含めると50万はかかりますね。
消費税がなければ50万以下に抑えられたのになぁ。

2021年2月にミーレ食洗機設置工事

ボトルラックキャビネットの納期に時間がかかるということで、設置工事は約2ヶ月後の2021年2月になりました。

子供を保育園に送ってから家に帰ると、もう工事の人が二人来ていました。

工事を始める前にざっと掃除をして9時頃に工事開始です。

食洗機を入れる場所の収納は空にしておきました。

スライド収納を出した時のキッチン

でも、他のスライド収納も全部出してから工事が始まりました。

他のスライド収納のところも荷物を出しておけばよかったかな。

ミーレ食洗機の設置工事開始

ここで必要ない壁を外して配管や電源を通す穴を空けていきます。

設置前のミーレ食洗機の段ボール。

ミーレ食洗機の段ボール

ボトルラックのキャビネット

ボトルラックのキャビネット

キャビネットは上の部分が天板に引っかかって入らないので、高さを短くするために切断してから設置します。

ボトルラックのキャビネットを切断

キャビネットの設置完了です。

ボトルラックキャビネットをキッチンに設置

続いて食洗機を設置していきます。

ミーレ食洗機をキッチンに収納

分電盤も交換します。

電圧変更のため分電盤も交換

全部の分電盤を交換するのかと思ってましたが、食洗機に使う部分だけの交換で済むみたいです。

食洗機の設置も完了。

ミーレ食洗機の設置完了

食洗機のドアを開けるとこんな感じ。

ミーレ食洗機のドアを全開

フロントオープンドアなので、ここまで出せます。

設置が完了してから、簡単な動作説明を受けて、保証書と合わせて洗剤・リンスももらえました。

工事時間は9時から13時30分くらいまでかかったので、4時間30分くらい。

工事を始めたときは

「ビスが取れないな」

「ダメだな」

とか、不安になるやりとりが聞こえてきて心配してましたが、無事に設置できてよかったです。

ミーレ食洗機を使ってみた感想

13時に工事が終わったので、最初の日は夕食が終わってから使ってみました。

洗い終わった後にすぐにドアを開けると熱気と一緒にプラスチックのような匂いがして気になりました。

たぶん、匂いは何度か使っているうちに気にならなくなると思いますが、最初にこの匂いを嗅ぐとビックリするかもしれません。

設置してから二週間くらい経ちますが、今は1日の食器をまとめて夜に洗うようになってます。

毎食使う箸やコップは手洗いしてますが、手で洗う食器が導入前の1〜2割になったので洗い物に費やす時間が圧倒的に減りました。

スライドオープンでカゴが出てくるので食器が置きやすいのですが、食器をどこに置いたら良いかはやっぱり試行錯誤が必要です。

購入するときに最後の最後まで悩んだ食洗機の大きさですが、店員さんにオススメされたとおり、60cmにしておいてよかったです。

60cmにしたおかげで、一番下の段にフライパンや鍋を4つ入れても余裕で洗えます。

パナソニックのような上から食器を入れていく食洗機だと入れるのが面倒で、フライパンも1つ入れられるかどうかだったでしょうから、ミーレを選んで正解でした。

ミーレ食洗機でこれだけは改善して欲しいところ

ミーレの食洗機には洗い終わった後にドアが自動で開く『オートオープン』という機能があります。

これは日本の食洗機のように温風で乾燥する機能がないので、ドアを開けて洗い終わった食器を早く乾かすためのものです。

しかし、このオートオープンのドアを開ける方法が、プラスチックの板でドアを押し出すというもの。

で、ドアを押し出した後にこのプラスチックの板が戻らず、プラスチックの板を戻すには、一度ドアを開かないといけないんです。

ドアを開かずにプラスチックの板が出たままドアを閉めると、プラスチックの板が折れます。

プラスチックの板が折れると食洗機の電源が入らなくなります。

オートオープンでドアをしっかり開けずにドアを閉めて壊すということが結構あるようです。

特に子供が知らずにドアを閉めるケースが多いとか。

オートオープン機能はオフに設定できるんですが、プラスチックの板を戻すように設計して欲しいですね。

技術的にはできそうだけど、難しいのかな?

ぜひ、新モデルではオートオープン機能の改善を期待したいですね。