「子供部屋でもインターネットがしたいけど、電波が弱くて無線LANが使えない」
「リビング続きの畳部屋でもインターネットをやりたい」
家族が増えたり、テレビが増えるとインターネットに接続したくなる機会が増えますよね。
無線LANが使えれば簡単なんですが、電波状況が良くなかったり、情報漏洩などのセキュリティが心配な場合は有線LANケーブルで接続すると安心です。
有線ケーブルで部屋をまたいで配線するには壁に穴を開ける工事などが一般的でしたが、今では工事をしなくてもLANケーブルを配線することが可能です。
工事の必要がないLANケーブルの配線方法にどんなものがあるのか紹介していきます。
LANケーブルを通してもドアを閉めるにはどうすれば良いのか?
部屋をまたいでLANケーブルを配線するのに一番簡単なのはドアから配線する方法です。
しかし、その時に問題なのが部屋のドアがケーブルのせいで閉められなくないこと。
ドアが閉まらない原因は、LANケーブルの太さです。
普通に使われているLANケーブルは直径が約5.6mmと太いので、このケーブルを使ってドアを通すとドアが閉まらなくなります。
そんなときに使えるのが、ドアの隙間に薄いLANケーブルを通す方法です。
ドアの隙間を通してLANケーブルを配線する方法
ドアのある部屋からLANケーブルを配線するには、普通のLANケーブルではなく平らで薄い「フラットLANケーブル」を使います。
最近のフラットケーブルは1.2mmが一般的な薄さになっていますが、ここで紹介するミヨシのフラットケーブルは1.0mmの極薄ケーブルです。
1.2mmのフラットケーブルでは閉まらなかったドアでも1.0mmなら問題なく閉められる可能性があります。
価格も大した違いがないので、1.2mmで通らない可能性が少しでもあるなら最初からミヨシの1.0mmのフラットLANケーブルを買ってください。
【サンワサプライ】CAT7ウルトラフラット【LANケーブル】(7m、ブラック)
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LANケーブルを目立たないようにケーブルカバーで隠す
部屋をまたぐLAN配線をした場合、どうしても壁や床にあるLANケーブルが目立ってしまいます。
そんなときは、ケーブルカバー(配線モール)を使うと見た目がスッキリするだけでなく、掃除も楽になり、ケーブルに引っかかって転ぶこともなくなります。
マサル工業 床面用配線モール ガードマン 1m
ケーブルカバーの形は丸型や角型などがあり、色もホワイトやブラウンだけでなく木目調もあるので部屋やインテリアに合わせてコーディネートすることができます。
窓から屋外を通してLAN配線する方法
ドア以外にもLANケーブルを配線する場所として『窓』があります。
廊下にLANケーブルを這わせるのが嫌な場合に、屋外にケーブルを持っていけるのでインテリアの邪魔をしません。
窓から配線するときに使えるケーブルは、窓の開け締めや、雨水にも耐えられる「高耐久すきま用アルミ強化フラットLANケーブル」です。
エレコム 高耐久すきま用アルミ強化フラットLANケーブル(0.5m)
1階から2階へLANケーブルを配線するときに室内を通すよりも窓から繋げた方が距離が短い場合なんかは良さそうです。
注意点は、コネクタ部分は防水処理がされていないので、雨が降った時のために防水テープなどで保護しておく必要があります。
子育てしやすい家で、子どもがのびのびと遊べる環境をつくろう。
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まとめ
無線LANが使えない部屋でも、フラットLANケーブルを使えばドアの隙間を通して家庭内LANを構築することができます。
部屋や廊下にLANケーブルが見えるのが嫌な場合は壁や床の色に合ったケーブルカバーを使うと目立ちません。