新築なのに階段が急勾配で昇り降りが大変だと気が付いたときにはもう手遅れ。
それならばと、この急勾配な階段の対策として、手すりを両側に付けることにしました。
急勾配になってしまった現在の階段
我が家の建築を依頼した工務店では階段の手すりは標準では片方だけ付けるようになっていました。
たしか、法改正で階段には手摺を片側に付けることが義務付けられたので、どのハウスメーカーで家を建てても階段には必ず手摺が付きます。
階段の手すりはなくても大丈夫だろう、と実物を見るまでは思っていたのですが、実際にできた階段を見てみると思っていたよりもかなり急勾配な階段になってました。
階段の角度はだいたい47度です。
まさか、こんなに急な階段になるとは・・・
平面図で間取りを決めるときに階段のスペースを一間半でお願いしましたが、工務店側からは特に反対意見がなかったので、安心していたのが失敗でした。
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階段の両側に手すりをつけて対策
「階段が急勾配なのでなんとかしたい」と、工務店に相談したときにはこの勾配なら普通だし、手摺も付くので転落の心配は少なく、これまで事故が起きたことはないといわれました。
とはいえ、足腰が弱くなる老後のことも考えると、この階段の勾配はやっぱり怖いです。
階段を付け直してもらうことも考えましたが、費用がかかるのと柱に傷が残るので、他に対処法がないか調べてみました。
いろいろネットで調べてみて、高齢者配慮対策等級の3級基準を参考にして、階段の両側に手すりを付けようかと工務店に相談すると、階段の幅が狭くなるので大きいものを運びづらくなりますよ、といわれました。
確かにそう言われるとそうですが、とまた悩み始めてしまい、手すりを両側に付けるかどうかは片側の手摺が付いてから、改めて考えることになりました。
そして、片側の手摺が付いた状態がこちら。
手摺がないときよりも階段の上り下りがだいぶ楽になりました。
手摺があるとないとじゃ大違いです。
この時点で手摺から階段の幅を測ると72cmくらいでした。
手摺部分の幅は約7.5cmです。
そう考えると、両側に手摺を付けると階段の幅や65cmくらいになります。
けっこう狭そうですが、手摺部分だけなのでそんなに気にしなくても良いのではと思いました。
そして、最終的には2階に大きなものを運ぶことは滅多にないし、階段の幅が狭くなっても上り下りに影響はほとんどないと考え、両側に付けてもらうことにしました。
手摺の取付け工事後の階段の幅は予想通り手すり部分で65cm程度になりました。
ここを人が通るとこんな感じになります。
思ったよりも狭い感じはなく、階段を上るときも下りるときも利き手で手すりが持てるのは楽です。
両側に手すりがあるので、上るときに手すりを掴むと体重が分散するので、膝への負担がほとんどなく楽に上がれます。
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曲がり階段の部分には縦型の手すりを付ける
我が家の階段は曲がり階段で曲がる部分が上側にあります。
で、この曲がるところに縦の手摺があると、体の向きを変えるのが楽になると聞いたので、縦型の手摺を付けることにしました。
この縦の手すりがあると階段を降りる時にすごく安心して降りることができます。
回り階段には、この縦の手すりがあるとかなり昇り降りが楽になるのでおすすめです。
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まとめ
新築で家を建てたけど、階段が思ったよりも急勾配だったときは両側に手すりを付けると昇り降りはだいぶ改善されます。