我が家は昨年注文住宅を建てました。
最後の最後まで悩みに悩んだのは、
「2階リビングにするかどうか?」
ということでした。
土地は、なだらかな坂道に面し細長く奥行はないので
隣の家との間は2mしか取れない。
日当たりを取るなら断然2階リビングなのだ。
しかし夫婦揃って50歳を目の前にしての一戸建て購入。
老後もここで暮らすことになる。
となると考えなければいけないのは、健康面だ。
足腰が丈夫な今は2階に上がるのもなんてことはない。
燦々と降り降り注ぐ日差しを浴びながら
リビングでのんびり過ごす・・・なんて贅沢なんだろう。
でも30年後足腰が悪くなって、
毎日2階に上がらなければならないことを考えると決め兼ねる。
今を取るか老後を取るか・・・。
ネットで同じように悩んだ人の意見を集めた。
2階リビングだと空き巣に入られやすい、
水回りを2階に持っていくとコストがかかるとか、
2階リビングだとプライバシーが保てる、
冬場は暖房代が節約できる
だとか意見は様々でどれも共感できる。
結局最後までこれだ!という決め手がないまま、
我が家は1階リビングを取った。
老後の足腰の不安も考えてちょっと手狭になるが、
1階に和室を作り1階だけで生活ができるように間取りを考えた。
実際暮らしてみると、やはり日照の条件的には
やや不満は残るが玄関を上がるとすぐにリビングがあるのは、
家族が必ず顔を合わせることができるし、
来客にもすぐに対応できる。
大きくなって話す時間も少なくなった子供も
リビングで過ごす時間が増えたので、この間取りには満足だ。
間取りのメリット・デメリットは人による
どうも、tomoです。
今回の体験談は、リビングを1階と2階のどちらにするかで悩んだというお話でした。
2階リビングにした方が生活しやすいという立地条件のところはありますよね。
ただ、やっぱり2階にリビングがあると老後がどうしても心配になります。
どんなに階段を緩やかにしたとしても、来客や宅配の受け取りのたびに2階から階段を降りて玄関まで行って、用事が済んだら、また階段を上って2階のリビングへ行く。
コレも考え方しだいですが、あえて2階リビングにして階段の上り下りをして足腰が弱くならないようにするって考えもありです。
階段を上り下りするだけで老化による足腰の衰えを補えるほどの筋肉が付くのかっという疑問が残りますけどね。
老後の事は誰にもわかりませんが、足腰が弱い高齢者が住みやすい家にしておく方が後悔は少ないように感じるので、1階リビングにして2階にはお湯が沸かせるように水栓と電気ポットがおけるスペースが作ってセカンドリビングのような部屋を作るのも良いですね。