ハウスメーカーからもらった間取りプランがしっくりこないってことありますよね?
「自分たちの家のことは自分たちがよくわかる!」
と思って、自分たちで注文住宅の間取りプランを考えることに。
その結果、どうなったのか?
我が家の体験談をお伝えします。
自分たちで考えた間取りは最高の間取り?!
どんな間取りが良いか、夫婦で話し合ったり、間取りの本を買ったり、間取りソフトを使って色々な間取りを考えました。
その結果、提案された間取りプランよりも良い間取りができました。
その間取り図を住宅会社の担当者へ見せて
「この間取りでお願いします。」
と言ったら、そのまま何の修正もされずに施工がスタートしました。
「結局、家に住む自分達が考えた方が良い間取りができるよね。」
などと言って、良い間取りができたと満足してました。
知らなかったでは済まない落とし穴
しかし、素人の考えた間取りですから、思いがけない落とし穴がありました。
それは家の建築が始まって、水道管の設置工事をしている時に置きました。
突然、住宅会社から
「2階の排水管は外配管になりますが、よろしいですよね?」
「え?外配管?」
最初聞いた時、何を言っているのか意味が分かりませんでした。
詳しく話を聞いてみると間取り通りに作ると、2階トイレの排水管を壁の外側に設置する必要があるってことでした。
しかも、都合の悪いことにその外配管は玄関の近くでかなり目立ちます。
玄関の近くにトイレの外配管が見えるってかなり見た目が悪いです。
なんでもっと早く言ってくれなかったの?!
と、担当者に不満を言いたくなりましたが、この間取りでお願いしますと言ったのは私たちなので担当者を責めるのはお門違いです。
間取りを勉強して完璧だと思っても、やはり素人の浅はかな考えでした。
この経験から、自分達で間取りプランを考えるのは良いですが、それを設計士に見せてはダメだと痛感しました。
知識や経験では専門家に敵わない
わたしは仕事の合間に住宅や間取りの本を数冊読んで、知ったかぶりをして間取りを作ってました。
今考えてみれば、たった数時間本を読んだだけで、良い家が作れるなら家づくりで失敗する人なんてほとんどいないですよね。
それに比べて、プロの設計士は仕事が間取りを作ることですから、資格の勉強だけでも数百時間、実務でも何千時間と勉強しているわけです。
数時間勉強しただけの素人が考えた間取りとは、レベルが違うのは当然です。
ただ、設計士は知識があるだけではダメです。
我が家のように何の意見も言ってくれない担当者はやめておいた方が良いです。
しっかりとダメなものはダメと言ってくれる担当者を探しましょう。
良い設計士を探すには、間取りプランを比較するのが一番確実です。
しかし、間取りプランをもらってすぐに判断するのはちょっと待ってください。
間取りプランの比較だけでは優劣はわからない
間取りプランをもらって最初に見るのは、自分達の要望に合っているかだと思います。
しかし、自分達の要望がキチンと伝わっていない場合、最初のプランで希望通りになることはほとんどありません。
本当にプランの作成には時間がかかるもので、短い人でも1ヶ月、長い人だと12ヶ月以上かけて納得のいくプランを準備しています。
なので、最初にもらったプランで完璧な間取りは期待しないでください。
見るべきところは要望に合っているかよりも、どれだけこちらに寄り添った提案になっているかです。
例えば、間取りプランと一緒に
「この間取りでは生活動線を重視していて、キッチンからお風呂場までの距離を短くしています。」
「収納が多い間取りをご希望でしたので、階段の下3段を収納スペースにして・・・」
などのコメントや、間取りプランが届いた後のヒアリングなどの対応です。
自分達に合った担当者を見つけるには、担当者の対応まで比較した方がより良い担当者に出会える確率が上がります。
しかし、複数のハウスメーカーや工務店を一社一社訪問してプランをもらうのはけっこう大変ですよね。
会社に行くたびに、モデルハウスの説明を聞いて、住宅に対する要望や家族構成などを全部最初から書き込むのは時間も手間もかかります。
そんな問題を解決する方法が一括見積。
ネットでいつでも無料で申し込めるので興味があればこちらの記事も読んでみてください。
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