はじめまして。ブログを管理している『ともいし』といいます。
この度はブログに訪問していただきありがとうございます。
このブログではわたしが注文住宅を建てた経験を元に家づくりに役立つ情報を発信しています。
これから家づくりを始めたい初心者でも、安心して家族と楽しく過ごせる住宅にするために知っておきたいことをわかりやすく伝えていきます。
ここからは、わたしが家づくりをするキッカケや家づくりであったさまざまな出来事を簡単にまとめてみました。
家づくりにはトラブルがつきもの。
我が家でも、
「え?そんなの聞いてませんよ!?」
「本当に図面どおり?!」
「うそ、こんななの・・・」
子供が産まれる前に家探しをスタート
結婚して2LDKのアパートで生活をしてましたが、3年後、妻が妊娠しました。
子どもの出産予定日まで約1ヶ月になったときに、
「子供も生まれるし、そろそろ家を買わない?」
この妻の言葉にわたしはビックリしてしまいました。
家を買うにしても子どもが小学生になってからと思っていたので、
「えっ?子供が生まれるタイミングで!?」
増税前に家を買いたい!?
「お母さんが、今買えば消費税が安いから節税できるし、資金援助もするからって。」
妻のお母さんから薦められたそうです。
この時はちょうど来年(2014年4月)に消費税が5%から8%に上がるタイミングでした。
確かに消費税のことを考えれば、今年中に家を購入した方が消費税分がお得です。
わたしとしては、慌てて家を建てるのは気が進まないので反対したのですが、とりあえず見るだけならということでなんとなく家探しが始まりました。
土地が見つかり購入を決める
妻が積極的に家探しや土地探しをして、たまにわたしも一緒に気になる土地や中古住宅を見に行きました。
わたしは良さそうな土地を何件か探して下見をして、土地を購入することになります。
夫婦二人での家づくりが本格的にスタート
わたしと妻の土地選びでちょっとしたバトルがありましたが、最終的には妻が気に入った土地を購入することになり、本格的に家づくりが始まることに。
住宅会社を探す時は、一緒に会社を訪問して、わたしが自作したチェックシートを使って比較・検討。
間取りを決める時は、会社から提案された間取りでは納得できず、夫婦2人で相談しながら間取りを作ることになりました。
住宅会社に間取りを渡して、特に何の指摘も受けず、理想の間取りができたと2人で大満足。
そして、無事に住宅会社と工事請負契約を交わしました。
建築が始まるが、すぐに問題が発生
プランも決定し、住宅会社と本契約を交わしたのでいよいよ建築開始です。
と思っていたら、なかなか工事が始まりません。
「なんで工事が始まらないんですか?」
「地盤改良工事の日程が決まらないんです。」
わたしたちが購入した土地はいわゆる軟弱地盤で、地盤改良が必要でした。
詳しく話を聞いてみると、消費税アップによる駆け込み需要も重なり、地盤改良工事のスケジュールに空きがなく、2〜3週間先になるそうです。
いきなりのスケジュールの遅延で先行きが心配に・・・
まったく考えていなかった問題が発覚
地盤改良工事の遅れでスケジュールがズレましたが、工事は着々と進んでいきます。
しかし、基礎工事が終わると、新たな問題を住宅会社から突きつけられました。
「2階の配管は外配管で良いんですよね?」
「え・・・なんですか?」
最初は何を言っているのか意味がわかりませんでした。
外配管というのは、2階のトイレや水栓の配管を壁の中に入れずに、壁の外側(外壁)にパイプを剥き出しにするということだそうです。
まさか、配管が外に剥き出しになるなんて思ってもいませんでした。
しかも、外配管のパイプの位置が玄関から丸見えになるので、見た目が最悪です。
外観が悪くなるので、なんとか外配管にしない方法を必死で考えました。
間取りを変更することも考えましたが、基礎ができた状態では大きな変更は無理です。
パイプを壁内に入れる間取りも作ってもらいましたが、2階のトイレが狭くなって使いにくくなるのでボツ。
泣く泣く外配管で工事を進めることになりました。
これだけでもショックでしたが、まだまだ失敗は続きます。
間取り図では気づかなかった問題に気づく
上棟が終わり、家がだいぶ形になってきたときに新たな問題が、
「あれ?なんか階段が急じゃない??」
2階に上がる階段が思っていた以上に急なんです。
高齢になっても住みやすい家を目指していたはずなのに・・・
この失敗に気づいた時はショックで眠れませんでした。
なんとかできないかと住宅会社と相談しましたが、階段を変えるには間取り変更、費用追加、工事期間の延長が必要とのこと。
追加できる費用も時間もありません。
打つ手なしです。
苦肉の策として、階段の両側に手すりを付けて対策することに。
今でも、この急階段を見るたびに「はぁ・・・」と溜息をついてしまいます。
問題を抱えながらも住宅は無事完成
スケジュールの遅れや問題はあったものの、住宅は無事に完成。
家を建てる前までは、新生活に期待と希望を持っていましたが、建築中にわかった失敗のせいで、新築に住める喜びも微妙なものになってしまいました。
家に住み始めてからも、いろいろな失敗に気づいて後悔していますが、唯一の救いは子供たちと楽しく生活できていることです。
ブログを公開している理由・目的
最初は自分たちの家づくりについて、どんなことを考えたり、悩んでいるのかを記録しておくための日記代わりにブログを始めました。
今にして思えば、家が完成するまでの出来事を淡々と書いていたので、他人が読んでもあまり役に立つ記事はなかったように思います。
しかし、家が完成してみると家づくりを始めた頃に描いていた何の不満もなく、快適に暮らしている理想の生活とはだいぶかけ離れたものになってしまいました。
なぜ、こんな結果になったのかというと、知識不足が原因です。
家づくりをしている時も勉強はしているつもりでしたが、数々の失敗をすることで、勉強が足りなかったことを痛感することになります。
わたしの場合、皮肉なことに家づくりで失敗したことで知識不足を実感し、どうすれば良かったのかと後悔することで改めて勉強をして家づくりについての正しい知識が身に付きました。
実際に家を建てて失敗すると、身体は元気ですが、気持ち的に相当凹みます。
正直、こんな家を建てるくらいなら、賃貸暮らしを続けていれば良かったと思うこともあります。
そんな時にふと、
「わたしもそうだったけど、注文住宅を建てるほとんどの人は家づくり初心者だ。」
「ひょっとしたら、わたしと同じような思いをする人がいるかもしれない。」
「失敗から学んだ正しい知識を伝えたら、家づくりで後悔する人が減るかも?」
と思い始めました。
初めての住宅購入を考えている人に、わたしの実体験や知識を少しでも伝えられたら、家づくりで後悔する人を減らせるはずです。
そう考え始めてから、わたしの失敗や知識を、家づくり初心者に参考にしてもらうことがこのブログの目的に変わりました。
このブログで得られること
もし、あなたが家づくりに興味を持っているなら、
「家は3回建てないと理想の家はできない。」
という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
この言葉の意味は、読んだままなのですが、家を建てたことのない家づくり初心者は失敗するということです。
家づくりでは、土地選び、会社選び、間取り、資金計画など、考えることがたくさんあるため、初心者が一生懸命考えて家を建てても「あぁ、失敗した。」「もっと勉強しておけば良かった。」ということが何かしら出てきてしまいます。
つまり、家を2回建てればほとんどの失敗を経験するので、3回目に家を建てた時には、理想の家を建てられるってことです。
でも、家を建てるには大金が必要になります。
ほとんどの人は、家を建てるチャンスが一生に一度あれば良い方だと思います。
3回も家を建てる資金やチャンスがある人はなかなかいないのではないでしょうか?
そう考えると、初めての家づくりで理想の家を建てることはほとんど無理です。
しかし、家を3回建てなくても理想の家を建てる方法はあります。
それは、失敗を疑似経験することです。
具体的には、家を建てた先輩人たちの失敗談や体験談を読んだり、聞いたりして学ぶ方法です。
わたしが家を建てたときの失敗談や体験談、失敗から学んだ知識や良い家を建てるための秘訣などもこのブログですべて公開しています。
あなたが理想の家を建てたいと思った時に、このブログを読んで参考にしていただけたら幸いです。
プロフィール
■ハンドルネーム
ともいし
■家族
4人(私、妻、子供2人)
■仕事
ホームページ作成やブログを書いたり、イラストを描いたり。
■趣味
パソコンいじり、スケッチ、ビリヤード、自己啓発
■好きな食べ物:カレー、アンパン(つぶあん)、納豆、味噌汁、フルグラ
■好きなお菓子:ピーナッツかりんとう、うまい棒
■好きなデザート:プッチンプリン、まるごとバナナ
■好きな漫画:ちはやふる、四月は君の嘘、ピアノの森、キングダム、宇宙兄弟、デスノート、鋼の錬金術師、カイジ
■好きなアニメ:攻殻機動隊、蟲師、NANA、、シュタインズ・ゲート、エヴァンゲリオン、化物語、弱虫ペダル
■好きな歌手:ドリカム、ボン・ジョヴィ、初音ミク
■好きな映画:素晴らしき哉、人生!、生きる
■好きな俳優:阿部寛、福山雅治、水谷豊、樹木希林、堀北真希、仲間由紀恵
■好きな画家:アルフォンス・ミュシャ、モネ、フェルメール、伊東深水、小磯良平
■好きな小説家:安部公房、太宰治、シドニィ・シェルダン
■好きなメーカー:ソニー、アップル、パナソニック、キヤノン
■座右の銘
生きることは学ぶこと、学ぶことは生きること by 金八先生