投稿者:シルバ
自分に取って理想の家と言えば、
家族が集まれる広々としたリビングに対面のオープンキッチンがあって、
南向きにある大きな窓からは気持ちよく太陽の日差しが入り、
オシャレな吹き抜けとスケルトン階段がある家です。
去年新築を建て、そんな理想を現実にしました。
仕上がりは理想以上の素敵な家になり、
家族みんな満足していました。
しかし、初めての夏に大きな問題に直面しました。
南向きに大きな窓を置いたことで
日中は強い日差しが差し込み、
昼なのに遮光カーテンをしている状態。
さらに吹き抜けとスケルトン階段のせいで、
エアコンは効きが悪く電気代ばかりかかっています。
さらにオープンキッチンにしたため料理の匂いが
リビングから吹き抜けを通り2階にまでこもってしまいます。
家もファッションと同様、
見た目と機能性の両立は難しいようですね。
理想の家が暮らしやすい家とは限らない
どうも、tomoです。
注文住宅の一番の魅力は、理想の家を自分の思い通りに建てられることなので、理想を目指して家を建てるのは悪いことではないです。
でも、理想の家は自分が思い描いた家であって、快適な家でないことがあります。
「吹き抜け」は開放感が得られる代わりに冷暖房が効きにくい。
「大きな窓」は部屋が明るくなる代わりに日差しが眩しい。
などなど、それぞれにメリット・デメリットがあるわけです。
ただ、吹き抜けなら、全面ではなく一部だけにする、大きな窓なら、遮熱や断熱性能のあるLow-E複層ガラスにする。
など、メリットをうまく取り入れて、デメリットをできるだけ最小限にする対策も可能なので、設計士や担当者に相談することが大事ですね。
とはいっても、こちらは素人なので、そんな問題があるということに気付かない事が多いので、設計士や担当者から、
「この間取りや提案だと〇〇のようなデメリットがあります。」
「なので、〇〇のような対策をすることをオススメします。」
と確認してくれる担当者だと安心です。
でも、そんな担当者はなかなかいないので、施主であるあなたがしっかりとしないといけません。
そのうえで、安心して任せられる担当者を見つける、または担当者が頼りない場合は、第3者からアドバイスが貰えるセカンドオピニオンなどの利用も考えておいてください。
家は一生モノですから、素人考えで決めると後悔することになります。
必ず信頼できる人に家づくりをチェックしてもらいましょう!