投稿者:すわべあきぴろりん
昨年2013年の5月、
親戚に工務店を経営している人がいますので、
その方に、私の新築住宅を発注しました。
消費税の8%への増税に間に合うように
注文を出しました。
間取りや、設備など、ひとつひとつ相談して
設計図を書きあげて行きました。
生活動線も考慮に入れ、それぞれの部屋の
コンセントの位置や数も慎重に検討しました。
いよいよ建築がはじまったのですが、
資材費が高騰していると言われました。
そのため、当初予算からの10%オーバーを
余儀なくされました。
これが、ひとつめの誤算です。
ふたつめの誤算は、建築が順調に進んで
ほとんど完成して家を検分したところ、
本来コンセントの差し込み口として設計していた部分が、
壁でふさがってしまっていた点でした。
これは工務店のミスでしたので、やり直してもらうか、
そのままで値引きするかの判断だったのですが、
そのままにして値引きしてもらいました。
この2点は、誤算でした。
完成して、いま実際に住んでいますが、悪くはありません。
増税前の駆け込み建築でしたが、コンセント以外は
丁寧にしっかり施工していただけました。
資材高騰だけは読めませんでした。
完璧だと思っても計画通りに行かないこともある
どうも、tomoです。
家づくりをしっかり検討・相談をして完璧と思える計画を立てても予想外の出来事が起きることがあります。
今回の体験談では、資材費の高騰と、工務店の工事ミスでした。
資材費の高騰なんてのは、自分ではどうしようもないですよね。
経済情報誌を読んでいれば、予測はできたかもしれませんが、家づくりをするのに経済の勉強までしようと思う人はなかなかいないと思います。
このような契約したときよりも費用が上がることは家造りではけっこうあります。
建築中に現場を見に行ったときに、設計図にはないことを追加したり変更したりすると見積もり価格よりも高くなることがよくあります。
なので、見積もり価格よりも高くなる可能性を考えて、住宅予算に余裕を持たせて置いたほうが良いです。
工務店の失敗というのも、人間のやることなので、しょうがないところはあります。
問題は、その失敗に気付いたときの対処の仕方です。
その失敗が生活に与える影響が少ないかどうかをしっかりと判断しないと後悔します。
例えば、車と止めるガレージの柱の高さを予定よりも短く切ってしまって、今使っている普通乗用車は何の問題もなく入れられると説明を受けたという体験談がありました。
その説明を受けて、「それなら良いか」と直さずにいたら、数年後に車を買い替えて高さのあるワンボックスカーに乗り換えたら、ガレージの天井の一部が車の屋根に当たってしまうので、壁際に寄せて駐車できなくなってしまいました。
もし、工務店の失敗で予定と違うものになってしまった場合は、今の状況だけでなく、将来起こるかもしれないことも検討して対応を決めてください。
せっかくの新築ですから、後悔のない家にしたいですよね。