新築で自然素材や木材を使った無垢の家で健康に過ごしたい!
無垢の家で快適に過ごすために知っておきたいメリット・デメリットを紹介します。
家を建ててから後悔しないためにもおさらいをしておきましょう。
無垢の家のメリットとは?
無垢の家のメリットは以下のようなものがあります
自然素材であるため、健康的で快適に過ごせる
自然素材の木材をメインにして建てた木造住宅は、健康的で快適な住まいになります。
木材には湿度を調整してくれる効果や空気中の臭いを取り除いてくれる効果があるため、ストレスを軽減してくれます。
また、木材の質感や香りなど、そのままの良さを楽しむことができます。
経年変化を楽しめる
経年変化とは、時間が経つことで木材が変化していくことです。
10年間まったく同じ色をしている無垢木材はひとつとしてありません。
無垢の家に使われる木材は、自然素材でできているため、時間が経つにつれて木目や色合いが変化していきます。
色濃く変化していくものもあれば、少しずつ明るくなるものもあります。
例えば、アメリカンブラックチェリーは、サーモンピンクのような淡い色で始まり、数ヶ月で深みのある琥珀色へと変わっていきます。
少し青みがかったダークブラウンをしているウォールナットは、数年経つと全体的に明るく、穏やかな赤茶色へと変わります。
また、銘木として知られるチークは、最初はシミのような模様や黒いスジがありますが、時間が経過すると色ムラが穏やかになり、シミやスジが薄れ整った印象になります。
調湿効果で一年中快適に過ごせること
調湿効果とは、湿度を調整してくれる効果のことです。
無垢の家に使われる木材は、湿度を吸収したり放出したりすることができます。
内壁材の珪藻土や漆喰、畳に使われるい草などにも調湿効果があります。
そのため、室内の湿度を一定に保つことができ、一年中快適に過ごすことができます。
無垢の家のデメリットとは?
無垢の家を建てる際に後悔するポイントは、以下のようなものがあります。
水や汚れ、傷がつきやすい
無垢材は、汚れや傷がつきやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
しかし、その分、長く使える素材であるため、維持管理をしっかり行うことで長く使うことができます。
無垢材が水に弱いと言われていて、基本的に長時間濡らしたままにしておくのは厳禁です。
ムラやシミになって残る恐れがあるため、早めに乾拭きをして乾燥させる必要があります。
経年変化で見た目が変わる
陽の光に当てられると木材は日焼けなどで色が変化していきます。
しかし、これらを味と捉えて経年変化を楽しむことができればデメリットには感じません。
反りやひび割れが発生する
無垢材が反りやひび割れを起こすとは、木材が乾燥する際に、表面と内部の乾燥速度に差が生じることで、木材が歪んだり割れたりする現象です。
木材が反ると家具の引き出しやドアの開け閉めがしにくくなったり、床が反ってしまい歩きにくくなることがあります。
価格が高い
無垢材は、加工が難しく、手間がかかるため、価格が高くなる傾向があります。
しかし、無垢材は、木目や色合いなどの美しさや、耐久性に優れているという特徴があるため、その分の価値はあります。
自然素材の家を建てる際の注意点
自然素材の家を建てる際の注意点としては、素材ごとの特性とコスト管理を意識することが重要です。
合成化学物質や化学建材を使わない素材を中心に建てられた家で、主な自然素材として無垢材や漆喰、珪藻土、天然石などが使われます。
高い断熱性や耐久性、天然の調湿効果を備えている点が魅力ですが、通常よりもコストがかかります。
メンテナンスにも工夫が必要であることが多いので、住宅会社にメンテナンス方法をしっかり確認しておく必要があります。
自然素材・無垢の家に力を入れている大手ハウスメーカー
自然素材の家に力を入れているハウスメーカーを紹介します。
失敗や後悔をしないためにも、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが大切。
サイエンスホーム
サイエンスホームの住まいは、日本の伝統的な工法「真壁づくり」です。
「真壁づくりの家 × オール国産ひのき」の住まいは、柱や梁といった家の構造材が現しになった日本の伝統工法です。
木に囲まれている室内は「見て」「触って」「感じる」ことができます。
全国に118店舗の加盟店があります。
積水ハウス
シャーウッド(木造1~3階建て)は木造軸組み工法で唯一型式認定を受ける、先進の技術も特徴です。
自然素材のぬくもりと、シンプルでダイナミックな空間を楽しむ木の住まいを実現します。
空間性を支える技術「シャーウッド構法」で、木造軸組構法で唯一、型式適合認定を取得するハイブリッド技術で家全体の強度を確保しながら、より強く、自由な家づくりを実現しています。
住友林業
「MyForestBF」は本物が醸し出す心地よさを体感できる住友林業の木の家です。
「木」を知り尽くし、「木」にこだわり、「木」に寄り添った住友林業ならではの圧倒的な木質感。
新しい生活スタイルの中で家族の暮らしを見つめ、安らぎを与え、暮らすほどに愛着が深まる木の住まいです。
生涯の安心を支える、強く自由なBF構法の家。
木の心地よさと高い技術力が融合したビッグフレーム構法は、優れた耐震・耐久性が持ち味。
新採用の高性能な断熱材、そして断熱性に優れる構造材と窓。この3つを組み合わせた、
住友林業の「360°TRIPLE断熱」。その断熱性能は、業界トップレベルを誇ります。
ダイワハウス
日本の伝統建築の粋を受け継ぐ家「xevo GranWood」。
ダイワハウスだからこそ辿り着いた、木の家。
それは、私たちが長年磨き続けてきた「鉄骨住宅」の技術により、大きく進化した新しい木の家です。
海外の木材が広く普及していく中でも、ダイワハウスは、国産材にこだわり続けています。
香りもよく、永く住み継げる木の家を建てるなら、やはり、国産材がいちばんだとダイワハウスは考えています。
無添加住宅
自然素材に徹底的にこだわって完成させたのが「無添加住宅」です。
無添加住宅はただの健康住宅だけでなく、夏や冬も快適で、
経年変化が楽しめ、本物にしかない素材感やデザインなどの価値を提供します。
無添加住宅は、一般的な「自然素材の家」をはるかに上回る、言わば「超自然素材の家」。
漆喰、炭化コルク、天然石、米のり、無垢材、柿渋など、使用する建材は吟味に吟味を重ねました。
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まとめ
自然素材の無垢の家を建てると、自然素材ならではの風合いや有害な化学物質のない健康的な住まいにできます。
その分、価格が高くなること、手入れが大変になることもあるので、ハウスメーカーとよく相談をしてベストな家づくりをしてください。