マイホーム建設にあたりハウスメーカーや
不動産屋を通じて土地探しを始めました。
土地の希望は、80坪以上で都市ガス、日当たりが良く
生活の便が良いところを条件に探していたところ
1つの土地に巡り合いました。
住宅街の一角の土地で条件は全てクリアしていた土地でしたが、
1つだけ問題がありました。それは、線路沿いということでした。
住宅街の中で1番線路に近いこの土地しか周りでは空きがなく、
線路沿いという点で売れ残ってしまっている土地のようでした。
価格も当初の額よりかなり安くなっており、
相場よりもお手頃な金額ではあったのですが、
とにもかくにも線路沿いというのがネックで
要検討しますと返事をしました。
小さな子供がいたため、線路沿いは危険ではないか?
騒音がうるさいのではないか?
否定的な考えばかりが浮かんでしまっていたのですが、
お買い得で条件もすごくいい土地に未練タラタラ。
インターネットでは線路沿いに住む方の話を調べたりしました。
電車の音には慣れる!なんて書いている方が多かったのですが、
半信半疑の私たちはハウスメーカーの営業さんに
たくさん相談に乗っていただきました。
実際に線路沿いに住んでる方を紹介していただき、
お話を聞いたり、お家の中を見せていただいたりして
音の聞こえを体感させていただいたりしました。
自分たちが心配していたほど騒音が気にならず、
お買い得な土地に惹かれ始めた私たちは、現地調査も開始し始めました。
晴れた日、雨の日、風の強い日、平日、土日祝日、
朝、昼、夜などいろんな時間に土地を見に行き、様子を見てみました。
近隣の人通りや子供達の通学の様子をみて
子供が多い地域なのかなどもチェックしたりして総合的に検討しました。
結局、悩んだ末に検討していた土地を購入しました。
現地チェックやら線路沿いの方のおうちで騒音を体感していたこともあり、
実際に住んでみて騒音はさほど気にならず、慣れたのですが
いくつか盲点がありました。
まずは夜間から明け方にかけての電車の騒音。
終電で電車の往来はなくなるものと考えていたのですが、
実際は貨物などが往来していてほぼ休みなく電車が行き交っていることでした。
しかも深夜は周りが静かなので日中よりも音が大きく聞こえ、少し気になります。
また、年に数回、線路の保安点検などがあり、
砂利の取り替えなどでは安眠妨害では?というくらい大きな音がします。
また振動が思ったよりも大きくて地震に鈍感になりました。
しかし、住めば都という言葉があるように、住んでしまえば
大抵気にならずに生活することができています。
嬉しい誤算といえば、電車好きの子供が
毎日楽しく電車を眺めていたり手を振ったりしています。
わざわざ電車を見せに連れて行かずに済んでるのはありがたいです。
後悔しないためには徹底的に調べるしかない
どうも、tomoです。
今回の体験談は、新築を建てるときに線路沿いの土地を選んだときのお話でした。
土地を選ぶときに現地見学をすることはあると思いますが、今回のように時間帯や曜日を変えて何度も現地を下調べする人はなかなかいないと思います。
しかし、これだけ現地に足を運んでも深夜に電車が走ったり、線路の保守点検があることまではわからなかったわけです。
なぜわからなかったかといえば、電車が終電後も走るなんて想像できなかったからですよね。
線路の近くに住んでたり、鉄道オタクでなければ、夜中に貨物車や線路のメンテナンスをやってるなんてことはふつう知らないですからね。
こういった情報を先入観をなくしてどれだけ集められるかが家づくりでは重要になってきます。
家づくりをするときは、情報収集を時間をかけて徹底的に!
それさえできれば、知らなかったという失敗はなくなります。