今回は、両親と弟の四人家族で新築を建てた「じゃんまる」さんにお話を聞いていきたいと思います。
結婚後も親と同居できるように部屋を多くした
家を建てるときにこだわったところはどこですか?
将来、私や弟が結婚して、子どもができた時にもと一緒に暮らせるように、子ども部屋を複数作ったり、子ども用の洋服のクローゼットを作りたいという希望がありました。
また、両親が年齢を重ねても長く暮らせるように、段差を減らして手すりをつけるなどバリアフリー化も重視して欲しいという要望を出しました。
たくさん部屋があるけど狭い部屋に
家を建てて後悔していることはありますか?
住宅購入して後悔しているところは、部屋数が想定以上に増えてしまい上手く使えていない部屋が出て来ていることです。
将来子どもができた時のことも見越して子ども部屋も作ったのですが、まだ結婚の予定もありません。
家族それぞれの部屋や寝室は確保できているので、現在どのような用途で子ども部屋を有効活用すればいいかが見出せていなくて後悔しています。
それから、子ども部屋を広く作ってしまった分、家族それぞれの部屋を少しずつ狭くしなくてはならなくなってしまって、個人の部屋はあるものの洋服や本など自分が好きなものをそれほど多くは置けなくて不自由さを感じることもあります。
子供が生まれる前に子供部屋のことを考えるのはなかなか難しいですね。
住宅を購入するタイミングでは、将来のことを多く考えて構想を膨らませていたのですが、もっと現在のことに目を向けて子どもができるまで子ども部屋をどのような用途で使うかを考えておけば後悔しなかったのかなと思いました。
設計のときに子供部屋ではなく多目的ホールを作っておいて、子供が大きくなってから固執にするって方法もありますね。
子ども部屋を最初から作っておかなくても、子どもができた後に手狭に感じたタイミングで、リフォームを行って子ども部屋を新たに作るという選択肢もあったと思うので、子ども部屋を確保する方法が他にないかゆっくり検討しておくことも後悔しないために必要だったと思いました。
プライバシーと家族団欒のメリハリができた
家を建てて一番良かったことはなんですか?
将来、私や弟が結婚して、子どもができた時にも一緒に暮らせるように、子ども部屋を複数作ったり、子ども用の洋服のクローゼットを作りたいという希望がありました。
住宅購入する前はアパートに住んでいて個人の部屋がなかったため、1人で過ごす時間が取れずにストレスが知らず知らずのうちにたまって、テレビのチャンネル争いなど些細なことで言い争いになってしまうことがありました。
しかし、住宅購入して個人の部屋を確保できるようになってからは、読書など趣味を楽しむ1人の時間を確保しつつ、リビングで一緒に食事をして家族団らんの時間も確保するというメリハリをつけられるので、穏やかに家族と過ごせるようになったので良かったです。
家づくりの体験談ありがとうございました。
将来を考えた間取りは難しい
将来の結婚や子供が生まれたときのことを考えて家を建てましたが、間取りで後悔しているようでしたね。
今の家族構成だけでなく、将来の家族構成を想像して間取りを作るのはかなり難しいです。
子供は一人で良いと思っていても、もう一人欲しくなるってこともありますからね。
間取りを決める時は、担当者とよく相談をして決めた方が良いですね。