今回は住宅対談は子供が2人のときに家探しを始めて、購入後にもう一人子供が産まれた5人家族の「なんだ」さんにお話を聞いていきます。
最初は注文住宅で家を建てるつもりでしたが、住宅資金の問題で建売住宅に変更したそうです。
それでは、詳しい話を聞いていきたいと思います。
住宅ローンの月々の返済額にビックリ
住宅資金はどれくらい準備しましたか?
頭金を100万円ほどは貯めていたのですが、住宅資金としては住宅ローンで借り入れしようと思っていました。
住宅の購入価格はいくらくらいを考えてましたか?
約3000万円程度で考えていました。
住宅を購入する時の家族構成はどうなっていましたか?
住宅購入時は、自分と嫁、子供が長女3歳、長男1歳の4人家族でした。
その2年後に次男が生まれ、現在は5人家族になっています。
家を建ててから子供が増えたんですね。
住宅購入時は子供のことも考えた条件を決めたんですか?
はい、子供部屋もそうですが、初めは様々なハウスメーカーに行って、土地を購入し、注文住宅で家を建てようと思っていました。
注文住宅で建てたくなりますよね。
しかし、自分たち家族の希望が多すぎて、家を建てる費用が高くなってしまうため、注文住宅よりも割安な建売住宅を購入することにしました。
子供が多いので部屋の広さとか間取りの条件も増えますよね。
住宅資金として頭金が少なかったので、注文住宅で見積もりをしてもらうと住宅ローンの月々の支払いがビックリするほど高かったので焦りました。😱
今の家賃より高くなったら焦りますよね。
注文住宅を諦めて建売住宅で探すことに
注文住宅は返済が難しそうなので、建売住宅にすることにしました。
建売住宅でも自分たちが思い描いた希望の間取り、キッチン、トイレなどになるべく沿った物件を探し回りました。
希望に合う物件は見つかったんですか?
はい、時間はかかりましたが妥協点を見つけてなんとか購入することができました。
やっぱり注文住宅が良かったかも?
住宅を購入後に「失敗した!」っと思うところはありますか?
もちろん、あります。
購入して住み始めてから半年ほどで、「少し費用がかかっても注文住宅にしとけばよかった」と後悔しました。😢
どんなところでそう思ったんですか?
建売住宅だと「この位置じゃない」とか「扉はこちらに開いてほしくなかった」など大きな不満ではありませんが、小さな不満がチリのように積もってきました。
注文住宅なら、こんな小さなことで不満に思うことがなかっただろうな、やっぱり注文住宅にしたら良かったかなと何度も何度も考えてしまいました。
細かなところは実際に生活してみないとわからないですからね。
小さな不満を解消するために駐車場をなくす
しかし、建売住宅でも大きな買い物です。
不満ばかり言ってられないので、自分たちでできる限り小さな不満を解消するように対策を始めました。
おっ、空気が変わりましたね😳
どんな対策をしたんですか?
例えば、扉の開閉の向きやベランダの狭さなどは、リフォーム業者に来てもらい、工事してもらうことにしました。
扉の開閉の向きが気に食わないのは引き戸にしてもらい、ベランダの狭さを解消するために、洗濯物を干せるように駐車場をなくしてテラスを建ててもらったりと、不満に思っていることを少しずつ改善していっています。
駐車場をテラスにするとは大きなリフォームですね。
はい、駐車場が広かったので助かりました。
家を買って良かったことは?
住宅を購入して良かったと思うことは何かありますか?
今では「建売住宅を購入して良かったのかも」と思っています。
さっきと逆になってますね😄
建売でも住んでみて不満な点は少しずつ解消していけば良いと思うようになりました。
注文住宅だと、高い住宅費用をかけて希望通りの間取りやキッチンにしたとしても建てて住み始めてから不満が出るかもしれません。
注文住宅でも不満は出るでしょうね。
それなら、最初に比較的注文住宅より住宅資金がかからない建売住宅を購入して、不満に思っている点を改善していく方が結果的に住宅の費用はかかりますが、住みやすくなるのではないかと感じました。
そうかもしれませんね。
今では自分好みの住みやすいマイホームになったと感じています。
住宅購入はお金はかかりますが、自分の住みたいように変えることができるのが最大のメリットだと思います。
賃貸ではできない、持ち家の強みですね。
ありがとうございました。
注文住宅でも建売でも不満は出てくる
なんでも自由に決められる注文住宅の方が満足度が高い家になりそうですが、細かな住み心地は実際に住んでみないとわからないものです。
住み心地の良い家にするためには、家を購入する前にその家での生活を具体的にイメージできれば後悔が少なくなると思います。
間取り図をみて、毎日の家族の生活導線を書き込んだり、人形を置いて歩かせてみるとイメージしやすくなるかも。
家づくりで間取りを決める時は、どんな暮らしができるのか何度もシミュレーションしてみてください。