プロジェクター(YABER-Y30)とスクリーンでホームシアターを楽しんでました。
しかし、プロジェクターを買って半年、プロジェクター内部に埃が入ってスクリーンに黒い点が。。。
プロジェクターの内部を掃除して埃を取ったらキレイになったというブログ記事があったので、試してみることに。
当然ながら、プロジェクターを分解すると保証対象外となるので壊れても良いという覚悟で挑戦します。
映画鑑賞中にスクリーンの黒い点が目立つ
今回、分解するプロジェクターはYABERのY30です。
Amazonでクーポンを使って23,000円くらいで購入したプロジェクターです。
ファンの音がうるさいのが難点ですが、映像はクッキリでかなりキレイです。
このプロジェクターでディズニー映画『塔の上のラプンツェル』を観ていたんですが、ラプンツェルやユージーンの顔がアップになったときに黒い点が見えました。
顔がアップになっているところに黒い点があると凄く目立ちます。
スクリーンに近寄ってみるとスクリーンの汚れではなく、プロジェクターから出ている映像に黒い点があることがわかりました。
プロジェクターの外側にあるレンズを拭きましたが落ちません。
プロジェクター内部のレンズに埃が付いてしまったようです。
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プロジェクターのカバーを外して内部レンズを掃除する
Y30プロジェクターの内部にあるレンズを掃除するため、上蓋を開けていきます。
まずは、ネジを6ヶ所外します。
1箇所は白いテープで隠されているので、シールを剥がしてからネジを外します。
上カバーを後ろの方から持ち上げます。
上カバーの前の方は爪で引っかかっているので、少しレンズ側に押す感じで持ち上げると外しやすいです。
上カバーを外すとケーブルがつながっているので無理に引っ張らないようにしてください。
ケーブルは外しても作業ができるので、わたしは外さないで本体の横に置いておきました。
ケーブルを外して戻せなくなるのも嫌なので。
次に、黒いフラットケーブルを外します。
このケーブルはプラスチックのベージュの部品で固定されているので、これを起こします。
これでフラットケーブルが引き出せます。ケーブルを戻す時はこの逆の手順で繋げます。
わたしは黒いところが引き出せるのかと思って黒いパーツの爪を折ってしまったので、間違わないように注意してください。
ケーブルを抜いたら、ネジを4カ所外します。
ネジを外すとレンズ部分を引き出せるようになります。
これがどういう役割をするレンズかわかりませんが、ここに白い埃が付いてると映像に黒い点が出てしまいます。
細かな白い埃が付いてるのがわかるでしょうか?左下に筋のように白い埃が付いてるのがわかると思います。
他にも小さな白い埃があちこちに付いてます。
両面に埃が付いているので、手でプシュプシュするブロワーで吹き飛ばします。
しかし、なかなか埃が落ちなかったのでブラシも使いましたが、細かな傷がついてしまいました。
後で映像を確認しましたが、ブラシの傷は見えなかったので一安心です。
そんなわけで、ブラシは使わない方が良いです。手でエアーを出すブロワーで落とせなかったら、スプレータイプの強力なエアダスターを使った方がよいかもしれません。
取り出したレンズが入っていたところの前後にもレンズがあるので、そこもブロワーで埃を吹き飛ばしました。
他のレンズ部分も掃除したかったですが、これ以上分解すると壊れそうなのでやめておきました。
最後に、掃除機で本体内の埃を吸い取ってレンズを戻して蓋をします。
プロジェクター掃除後の黒い点は?
プロジェクター内部のレンズを掃除したことで、気になっていたところの黒い点はなくなりました。
「ヤッター!」と思ったのもつかの間、他のところをよく見てみるとまだ黒い点が残っていました。
埃を取りきれなかったと思い、何度もケースを開けて掃除しましたが、黒い点は消えませんでした。
どうやら、掃除したところとは別のところに埃が付いてしまっているようです。
もう、これ以上の分解は素人には無理だと思ったので、諦めました。
まとめ
安いプロジェクターは、安いだけの理由があるってことですね。
私が買ったYABER-Y30は画質は良かったですが、ファンの騒音や埃対策がイマイチでした。
内部を掃除して少しは埃が取れましたが、全部は無理でした。
このプロジェクターを半年ほど使ってみて、これからもプロジェクターを使い続けたいと思ったので、10万円程度のプロジェクターに買い換えようと思います。