投稿者:かいちょ
家を建ててから既に10年以上。
うちの父は大工だったこともあり、
また母が当時風水にハマっていたので、
1から間取りを決めることにしました。
住み始めたばかりの頃は
みんな意気揚々としていて楽しんでいましたが、
数年立つと風水で決めた間取りが
とても残念なことに気付きました。
それは、とにかく廊下が大きく広いことです。
廊下1つで1つの部屋が出来てしまうほどの広さです。
風水的に廊下は広いほうがいいらしいのですが、
だからと言って物を混雑させて、
たくさん置いてはいけない決まりもあります。
なのに、いまやほとんど物置状態。
妹が美大生なので、キャンパスから画材、
果ては家族のカバンや靴置き場に。
また、洗面所とも繋がっているので
雨の日の部屋干しのための突っ張り棒まで…。
ある意味では有効活用してはいるのですが、
玄関出てすぐのところでもあるので
なんとも失敗したなぁという結果に。
風水に頼りすぎてはいけないし、
家に住むのは自分たちなんですから、
住みやすさや利便性のある間取りを
考えなくてはいけませんね。
風水の運気と家の暮らしやすさは別
どうも、tomoです。
家を建てる時に風水を気にすることもあると思います。
ウィキペディアで風水について調べてみると、
『風水(ふうすい)は、古代中国の思想で、都市、住居、建物、墓などの位置の吉凶禍福を決定するために用いられてきた、気の流れを物の位置で制御する思想。』
と書かれています。
簡単に言えば、気の流れを良くして運気を上げるためのものですね。
純粋に運気だけを考えて家の間取りを考えてしまうと、今回の体験談のように実際に暮らしてみるといろいろな不都合がでてくることがあります。
風水も大切なんですが、間取りを決めるときは、家を実際に設計している設計士の意見も聞いて間取りを決めた方が良いです。
家を作ったことのない素人が間取りを考えてしまうと、知識不足から必ずどこかで失敗します。
どうしても風水の知識を活かしたいなら、設計士から提案された間取りを修正する形で相談して作ってください。
そうすれば、間取りで失敗することはほとんどなくなりますし、風水の良いところと暮らしやすい間取りを両立できます。
後は、風水の知識も取り入れている設計士を探す方法も良いと思います。