投稿者:くうが
5年ほど前に新築の建売住宅を購入しました。
通勤途中なので、基礎を作っている時から
建っていく様子をすべて見ることができました。
基礎や柱など、かなりしっかりした作りで、
まず間違いはないだろうと思い、
住宅ローンを組んで購入しました。
建物自体には何の不満もなく、
購入してから5年ほどが経過しました。
ある日、我が家を眺めていてあることに気づきました。
なんと外壁がひどいまだら模様になっていたのです。
外壁のまだらのなり方から、
おそらく塗装業者がところどころ塗料を薄めて塗った
手抜き工事だと気づきました。
販売元にクレームを言い、
結局塗り直してもらうことになりました。
家の基本構造はしっかり確認したかったのに、
外壁塗装まで気にしていなかった失敗だったと思いました。
建築中の手抜き工事を素人が見抜くのは無理
どうも、tomoです。
今回の体験談は、建売住宅を購入して5年後に外壁の塗装がマダラ模様になってしまったという失敗談でした。
失敗談というか、これは工事業者の手抜きなので、施主の失敗という感じではないですよね。
でも、工事業者が手抜き工事をして困るのは、家に住んでいる人なので工事業者のミスとはいえ、黙っているわけには行きません。
むしろ、黙って泣き寝入りをしてしまうと工事業者の手抜き工事を認めてしまうことになり、被害者がどんどん増えていってしまいます。
手抜き工事を見つけたら、勇気を持って抗議をするのは当然の権利です。
こういった手抜き工事は、大手ハウスメーカーやローコスト住宅関係なく起きる可能性があります。
やはり、人のやることなので意図的な場合もあれば、うっかりミスをしてしまうこともあります。
うっかりミスや手抜き工事をしないようにするには、第3者にチェックしてもらう『監理』が大切です。
住宅会社によっては、最初から第三者に監理を任せているところもありますが、そうでないところの方が多いです。
施主が自分で監理できれば一番良いのですが、工事中ずっと見ていることはできませんし、そもそも専門知識がないので、本当に工事が間違っていないのかをチェックすることも難しいでしょう。
それだったら、専門知識のあるプロに『監理』を任せてしまうのが簡単です。
『監理』をまかせるところとしては、設計事務所や建築士にお願いするのが一般的です。
建売住宅の場合は、すでに家が完成しているので新築一戸建て住宅診断(建売住宅のホームインスペクション)を検討することをオススメします。