投稿者:みーちゃん
やっとマイホームが持てたと、家族で楽しく暮らしていました。
二階建ての木造建築です。
家が出来上がったすぐは気が付かなかったのですが、
翌年、家の中で変な物音がしました。
二階へ行く階段の天井で何か物音がするのです。
上を見上げても何も変化はないのですが足音がするのです。
私はてっきり、ねずみが天井にいると思いました。
新しい家なのにとても嫌な感じなのです。
とにかく原因を突き止めないと納得がいきません。
いつも用事をしてもらうのは、大工仕事が好きな父に頼みます。
父と私の二人で音のする場所に行く事にしました。
二階の押入れの、上の段の天井へ入る為にある板を外し、
背中を丸め天井裏にやっと二人がたどり着きました。
犯人はスズメでした。
ごみ袋がいっぱいになる位、すずめが運んだわらの量なのです。
大工さんが、屋根と壁の隙間をつぶしてなかったのです。
父にそのあいた所をしっかりとなくしてもらい、
わらの入ったゴミ袋を一階に持ち帰り、やっと一安心できました。
大変な思いをしました。
新築でも小さな隙間から望まない客が来ることも
どうも、ともいしです。
今回の体験談は新築なのに、屋根の隙間からスズメが入り込んで天井裏を自由に動き回って巣を作っていたというお話でした。
今回は、スズメでしたが、体験談の中にも書かれているようにネズミが入ってくることもあるでしょうし、コウモリやゴキブリが入ってくることもあるでしょう。
アリなんかの小さな昆虫だと、スズメが入ってこれないような壁と窓の隙間からも入ってくることがあるので、完全に隙間のない家を作るのは難しいかもしれません。
最近では、高断熱高気密の住宅の気密性を図る気密測定C値というものがあり、このC値が低いほど気密性が高い、つまり隙間がないってことです。
木造の在来工法の住宅では、C値は5程度で、高気密住宅だとC値が1〜2ということです。
C値が高い住宅は、部屋の湿度や温度を管理しやすく隙間風で熱を奪われるだけでなく、虫の入りにくい家とも言えますね。
わたしが家を建てたときには、C値のことを全く考えていなかったので、もし、次に家を建てる機会があればC値が1.0未満で家を建ててくれる住宅会社を選びたいです。