投稿者:ユウキング
生活導線を重視したために、
家族で過ごすリビングが少し手狭になってしまいました。
4年前に新築の住宅を建てました。
親と同居の二世帯住宅で。
親が住んでいた家を壊して、その土地に
新築を作ることに決めたのです。
地元のN建築さんと以前から親しかったので、
家族全員の意見を出し合ってまとめ、それらを検証し、
限られた規格の中で色々な事を決め着工を始めました。
1階は車庫、2階は親の居住スペース、
3階は私達若手の住居となりました。
妻とは以前から話し合って、とにかく料理や洗濯等動きやすく、
作業しやすいようにキッチンからリビングやダイニングも見れて、
そこを拠点に動ける生活導線フル活用の作りに決めました。
工事は無事に終了し、晴れて入居しました。
親も満足して、設備もいいメーカーの物を
格安で買えて設置できたり、庭も小さいですが
家庭菜園できるサイズで不満もなし。
それぞれの部屋の間取りも充分でした。
しかし、3階の私達の住居でリビングが
当初より少し狭くなってしまいました。
導線を動きやすくしたメリットを取った反面、
リビングは畳を敷いてますが、琉球畳を8畳入れる予定でした。
しかし、建築さんもそれは限界と言われ、
結果6畳となってしまいました。
そこにテーブルを置き、ゆったりと会話したり
食事する時は一人の時は良いですが、親子で座ると
少し狭く感じる時がありました。
その時は、導線重視で少し失敗したと、
私も妻も反省しました。
今はダイニングにテーブルを置き、
少しずらしてスペースを少し増やしたりしたのと、
生活に慣れたのか、あまり感じなくなりました。
畳が8畳導入できていれば
ゆったり家族で過ごせたのではないかと
今でも思う時があります。
ですが、工夫と日々の生活で改善もできるのだな
と思う今日この頃です。
完璧と思った間取りでも実際に住んでみるまでわからない
どうも、tomoです。
限られたスペースで思い通りの間取りを実現するのはなかなか大変。
理想の間取りを考えても、設計上の理由で実現できないなんてこともありますよね。
今回の体験談では、生活動線を重視してリビングの広さが狭くなったけど、テーブルの位置をずらしたり、生活に慣れてきたりで狭さを感じなくなってきたという話でした。
「住めば都」という言葉もあるし、どんなに不便な環境でも住み慣れてしまえば快適に暮らせるってことですね。
注文住宅では、自由に間取りが決められますが、どんなに良い間取りができたと思っても、実際に住んで見るまでわからないところもあります。
住み始めてから後悔しないためには、家を建てる前にその家での生活を具体的に想像できるかどうかです。
新築での生活をリアルにイメージするには、図面だけでなく、模型や間取りソフトなどを使うとイメージしやすくなります。
後は、実際に同じような間取りの建売住宅などの物件の内見をしてみたり、いろいろな人の意見も聞いてみてください。