家を建てる時の間取で気にすることの1つとして「日当たり」があります。
日当たりなんて、実際に家を建ててみないとわからないと思うかもしれませんが、間取ソフトを使うと簡単に部屋の日当たりをシミュレーションすることができます。
わたしが購入した間取りソフト「マイホームデザイナー」では時間ごとの日当たりを確認することができるので、その機能を紹介したいと思います。
季節ごとの日当たりをシミュレーションできる
家を建てるときには現地の下見をしますが、その時の日当たりしか確認できないと思います。
なので、可能であれば家を建てる前に、朝・昼・夕と下見をしたり、春・夏・秋・冬の季節ごとの日当たりを確認できるのが最前ですが、なかなか難しいですよね。
そこで、間取ソフトを使うと時間帯と季節ごとの日当たりを確認することができます。
とはいっても、日本も広いので北海道と沖縄では時間帯や季節の日当たりも違うし、わたしが住んでいる千葉の日当たりを確認できるのかと疑問に思いましたが大丈夫でした。
ちゃんと地域ごとに日当たりをチェックすることができます。
北海道や沖縄など、地域ごとに日当たりが違う
わたしが住んでいる千葉と北海道、沖縄で日当たりがどれくらい違うかと比較してみました。
■北海道
日の出:4時00分 日の入り:19時11分
15時の日当たり
■千葉
日の出:4時29分 日の入り:18時52分
15時の日当たり
■沖縄
日の出:5時42分 日の入り:19時20分
15時の日当たり
同じ時間帯だと北海道が一番日が低くて沖縄が一番日が高いです。
もっと地域によって差が出るかと思ってましたがほとんど差がなかったです。
午後からの部屋に入ってくる西日を確認する
我が家は千葉県に建築するので千葉の日当たりを見てみます。
現在の間取りで日当たりで気になるのはキッチンの西日です。
我が家の間取では西側にキッチンがあって窓も西側にあるので、夏の日当たりを間取りソフトでシミュレーションしてみます。
西日なので、12時から18時までの日当たりの様子をアニメーションで見てみます。
では、時間ごとの様子をみていきます。
12時頃はまだ日が室内に入ってません。
14時頃になるとキッチンのワークスペースが白くなっています。
日の光が入ってきてキッチンが明るくなってきました。
16時頃ではキッチン台の手前側に日が入ってます。
キッチンの対面にある収納棚の下の方にも西日が当たっているのがわかります。
17時頃は日がだいぶ傾いて背面収納に日が当たってます。
18時頃だと窓からほぼ水平に背面収納に日が当たってます。
こうしてみてみると、夕方頃にけっこう日が入ってくるのがわかります。
特に夕方の18時頃にキッチンで作業しているとまぶしいかもしれません。
また、西日で家具が日焼けしたなんて話も聞くのでカーテンの設置も考えた方が良さそうです。
まとめ
今回は、間取りソフトでキッチンの日当たりのシミュレーションしてみました。
これだけでもだいぶ日当たりがわかりますが、より正確な日当たりを知りたい場合は、隣の家も配置してシミュレーションしたほうが良いです。
特に南側に家がある場合は、家が太陽の日差しを遮ることがあるので、よく検討して間取りを決めて下さい。
間取りを決める前に日当たりをシミュレーションできれば対策もとりすいです。