「子供が怪我をしないための安全対策って何をすれば良いの?」
子どもは好奇心旺盛で、家の中でも様々なものに触れたり、動き回ったりします。
しかし、部屋の中には危険なものや場所もあります。
家で子供のケガや事故を防ぐために注意しておきたいポイントをまとめました。
家の中での子供の事故を防ぐ方法
家の中での事故を防ぐための対策を紹介していきます。
家具や家電での安全対策
家具や家電で注意しておきたいポイントを紹介します。
子供は活発に動き回るため、家具の角にぶつかって怪我をすることがあります。
角が丸い家具や、角にクッション材を取り付けることで怪我のリスクを軽減できます。
重い家具やテレビは、子供が登って転倒する可能性があります。
壁に固定するストラップやブラケットを使って、転倒防止対策をしましょう。
子供は何にでも興味を持つので、コンセントの穴に指を入れることがあります。
感電する危険があるので、コンセントカバーやコード巻き取り器で電気関係を保護してください。
階段やベランダの安全対策
階段での転倒を防ぐためには、手すりを設置し、子供がつかみやすい高さにすることが重要です。
幼い子供が階段を登ったり、降りたりしないようにベビーゲートを設置して通れないようにしましょう。
ドア・開き戸
ドアや開き戸に指を挟むことがあるので、指が入らないように保護カバーなどをつけて対策する。
窓やバルコニーの保護
窓を開けたままにしたり、閉め忘れた窓からの転落事故を防ぐため、窓にロック機能を設けて子供が開けられないようにしたり、窓枠に補助錠を付けて開きすぎないようにするなどの工夫を。
バルコニーやベランダの手すりの間隔が広い場合、子供が手すりをくぐって転落するリスクがあります。
ネットやプレートを取り付けて安全対策をするかベビーゲートで入れないようにしましょう。
キッチンの安全対策
コンロの火やオーブンは、子供にとって大変危険です。
火を使う際は、子供が近づかないように注意し、使用後は確実に火を消しましょう。
包丁やフライパンなどの鋭利な調理器具は、子供の手の届かない場所に収納しましょう。
高いところに置いただけだと落下する危険があるので収納棚にしまった方が安全です。
お風呂場
お風呂場は水で濡れることが多く、子供が滑って転倒する可能性があります。
滑り止めマットを使用して、転倒事故を防ぎましょう。
浴槽の縁に座ったり立ったりすることも転倒の原因になるので、子供には浴槽の縁で遊ばないように指導しましょう。
子供が小さいうちは浴槽で溺れる危険があるので、一人で浴室に入らないように対策をしてください。
その他
生後5か月くらいの子供は何でも口に入れたくなるので、誤飲による事故を防ぐために子供の手の届くところに口に入れると危ないものを置かないように。
洗剤や薬品類は子どもが開けられない施錠できる場所か手の届かない収納に入れておく。
子ども自身が危険意識を持つように教えることも大切です。
例えば、「火傷しちゃうから触らないでね」「お風呂場では遊ばないでね」というように、わかりやすい言葉で伝えましょう。
まとめ
子どもが家で元気に怪我をしないように遊ぶためには、親が常に気配りをすることが大切です。
日常生活で注意すべきポイントを押さえておきましょう。
それでも怪我をしてしまった時は慌てず冷静に対処をしてください。
必要であれば医療機関へ連絡したり受診することも大切です。