庭に芝生の代わりに小さな花が咲くクラピアを植えることにしました。
しかし、庭の土が粘土質で硬くシャベルで5cm程度の穴を開けるのも大変でした。
クラピアを植えたいというところから始まって、耕運機のレンタル、そして土の入れ替え工事をすることに。
まさか、こんな大工事をするハメになるとは思いませんでした。
庭に植えるクラピアをネット通販で購入
庭全体に「クラピア」を植えようとホームセンターに行きましたが、売っていなかったので、ネット通販で購入することにしました。
わたしが購入したお店では1ポット540円とけっこう高かったのでとりあえず24ポットを購入。
数日後には、購入した「クラピア」が大きな段ボールに入れられて届きました。
早速、「クラピア」を庭に植えたのですが、ちょっと問題が発生しました。
それは庭の土が粘土質でメチャメチャ硬くてシャベルではぜんぜん穴が掘れなかったのです。
雨で濡れているときはドロドロなのに、天気が良くて土が乾くと石のように硬くなってしまい、シャベルが刺さりません。
そんな状態なので、クラピアを植えるための10cmほどの穴を掘るのも大変です。
耕耘機を使って耕してみる
敷地の北側の土はそれほど硬くないのですが、南側の日当たりが良い広い庭の土はカッチカッチだったため土を耕せば柔らかくなるかと思い、耕耘機をネットレンタルで借りてみました。
この耕耘機はホンダの「ピアンタ」という機種で、カセットコンロに使うカセットボンベで動かせます。
このカセットボンベを売っている販売店がなかなか見つからず、購入するのに時間がかかりましたが、なんとか手に入れることができました。
カセットボンベを「ピアンタ」にセットして庭を耕してみました。
しかし、乾いた砂埃をあげるだけで土を耕すことは全然できませんでした。
やってみてわかったのですが、耕運機で耕せる土は粘土質の硬い土には向いていないようです。
レンタル代は無駄になりましたが、勢い余って耕耘機を買わなくてよかったです。
土が固くてピアンタでも耕せなかったのは残念でしたが、それ以上に大きな問題が発覚しました。
土の中からガラスの破片や瓦礫が次々と
クラピアを植えようと庭の土を掘り起こしていて、色々なゴミが出てくることに気づきました。
ゴミの内容としては、ガラスの破片や細かなコンクリートです。
この土地を購入する前に建っていた家を取り壊したときの瓦礫が土の中に埋まっていて、土地の購入するときに大きな瓦礫は重機で取り除いてくれましたが、ガラスの破片や細かなコンクリート片などのゴミまでは取ってくれなかったようです。
土を掘らなくても、地面の表面をよく見るとガラス片があちこちに散らばっているのが見えます。
庭にガラス片がこんなに落ちているとは住んでみるまで気がつきませんでした。
クラピアを庭一面に広げて子供を裸足で遊ばせたいと思っていましたが、ガラス片がけっこう残っていると裸足で歩かせるのはキケンです。
そんなこともありクラピアを植える前に土の入れ替え工事を業者に依頼することにしました。
庭の土の入れ替え工事を業者に依頼
土の入れ替えをする庭の面積は北側、東側、南側の土の見えているところで約100m2です。
いくつかの業者に見積もりを出してもらって深さ20cmの土の入れ替えを約35万円でしてもらうことにしました。
土の入れ替えをする前の庭はこんな感じです。
左下に見える砂利道はクラピアを植えようとしたときに出てきた石やコンクリート片です。
ガラス片や建築ゴミなどはビニール袋に入れてます。
こぶし大くらいのコンクリート片もけっこうあったので右のブロック塀の方にまとめてあります。
業者に連絡したのが8月20日頃で、工事が開始されたのが9月3日。
南側の庭は重機での作業が開始されました。
契約した土の深さまでは掘れない?
土を掘り終わったところで、一度連絡がありましたが、深さを確認したらほとんどの場所が15cm程度でした。
業者は20cm掘り終えたといっているのに、実際に確認をすると15cmしか掘っていないので、そのことを伝えて20cm掘れるところは改めて掘ってもらいました。
排水管などが埋まっているところはこれ以上掘れないといわれましたが、契約時や工事中にそういった説明はありませんでした。
こっちは工事については素人なんですから、20cm掘れないところがあるなら、最初にそういう説明をしてほしかったです。
土の入れ替えなど、工事が完了した後に確認ができない工事の場合は、工事中に自分で確認しておいた方が良いということを実感しました。
2週間程度で庭の土の入れ替え工事を完了
ちょっとしたゴタゴタがありましたが、工事は進んで土を入れているところまできました。
深いところには赤土を入れて、その上に赤黒土を入れていくそうです。
暗渠排水の部分は砂利が埋まっているので土を掘り返さずに残してあります。
工事期間は雨などの悪天候が続いていて、当初の話では3日程度で終わるということでしたが、9月3日から工事が始まり、完了が9月16日で約2週間くらいかかりました。
新しくなった庭の土にクラピアを植える
土の入れ替え工事が終わったので、やっとクラピアを植えていけます。
工事前に購入した24ポットのクラピアはプランターに移し替えて無事に育っていて安心でしたが、追加購入していたクラピア40ポットが工事期間の延長で10日くらいポットに入れたままだったので、ちょっと元気がない感じです。
クラピアを庭に全部植えるのに3日くらいかかりました。
プランターに植えておいたものは葉っぱも緑色で元気な感じですが、ポットのまま置いておいたクラピアは葉っぱが黄色っぽくて今にも枯れそうな感じで、ちょっと心配ですが見守っていこうと思います。
今回購入したクラピアK5の特徴
わたしが庭に植栽したクラピアの品種はk5です。 クラピアk5の特徴をメモ書きしときます。
- 増殖スピードが速く、芝の約10倍の速度で広がります。
- 芝生に比べて横に伸びて草丈が低いので草刈りの手間が減ります。
- 被覆密度が高く、雑草の侵入を抑えることができます。
- 人が踏んでも大丈夫で、踏まれると更に緻密に繁茂します。
- 小さな花が咲きますが、花の量はS1の半分ほどです。
- K5はS1より耐寒性があり、緑が長く楽しめます。
わたしが購入したのは楽天市場のこのお店です。 植栽時期が終わると販売中止になります。
→ 日光種苗
まとめ
庭の土を入れ替えたことで、クラピアを無事に植えることができました。
これで庭一面にクラピアが広がったら、裸足の子供が安全に緑の絨毯の上を遊び回れます。