子供にホームシアターの大画面で映画を観せてあげたい!と思っていませんか?
特に小さな子供だと暗い映画館を怖がって泣いちゃうこともあるので、家で快適に映画を楽しめれば、家族との貴重な絆を深めるチャンスにも。
今回は、予算を抑えつつクオリティの高いホームシアター環境を作るための方法について、わたしの体験を元に紹介していきます。
ステップ1: ホームシアターに必要なもの
まずはホームシアターに何が必要なのかを確認しましょう。
最低限必要なものはこの3つ。
- プロジェクター
- スクリーン
- スピーカー
この3つを揃えれば良いんだけど、絶対に必要なものは実はプロジェクターだけなんだよね。
スクリーンは白い壁があればそれで代用できるし、スピーカーはプロジェクターに内蔵されてることが多い。
プロジェクターだけは買わないといけないけど、スクリーンの代わりとなる平らで白い壁があるならスクリーンは必要ないし、音にこだわりがなければスピーカーも買う必要なし。
なので、最初に購入すべきものは「プロジェクター」ってこと。
問題なのは、プロジェクターの価格で1万円〜100万円までと幅広いんだよね。
もちろん、初心者がいきなり100万円のプロジェクターなんて買っちゃダメ。
使いこなせなくてお金を無駄にすること間違いなし。
よほどのマニアじゃない限り、最初に10万円以上の高額なプロジェクターは買わない方が良い。
ホームシアター初心者が買うべきプロジェクターは2万〜5万円の価格帯のもの。
わたしのオススメはYaberかWiMiUSという中華メーカーのプロジェクター。
理由はわたしが最初に買ったのがYaberの2万円台のプロジェクターだったから。
WiMiUSのプロジェクターは購入したことないけど、Yaberと同価格帯で買えるってことと、Yaberよりもファンの音が静かっていうレビューが多いから。
もし、次に2万円台のプロジェクターを買うならWiMiUSのプロジェクターがおすすめ。
2024年5月の時点なら価格はクーポンを使って約2万円の「WiMiUS P62」を買いますね。
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WiMiUS P62
中華プロジェクターって何故かわかんないけど、クーポンを利用することで安く買える。
このクーポンって期間限定なんだけど、いつも利用できるようになってるから慌てる必要はないんだよね。
クーポンを利用するにチェックを入れないと安くならないので要注意。
Yaberで買うなら「YABER K2S」。価格は約4万4000円。
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YABER K2S
WiMiUSよりも2万円くらい高いけど、こちらはJBL内蔵スピーカーで音が良いのが特徴。
サウンドバーを別に買うつもりならこっちを買った方がスッキリするかも。
どちらもピントを自動で調整してくれるオートフォーカスが付いてる。
わたしが最初に買ったYABERのプロジェクターはオートフォーカスがなくて手でレンズを回して設定してた。
これから買うなら、絶対にオートフォーカスのあるものを買った方が良い。
そんなわけで、ホームシアターを始めるために絶対に必要なのは「プロジェクター」。
家の壁をスクリーンにできなければスクリーンもあった方が良いので、ほとんどの人は「プロジェクター」と「スクリーン」の2つを買えばホームシアターを始められる。
おっと、忘れてた。映画を見る方法もあった。
わたしはAmazonプライムに入会してるのでプロジェクターにAmazonのFire TV Stick を繋げて見てる。
他に映画を見る方法としてはブルーレイプレイヤーをプロジェクターに接続するって方法もあるね。
映画ソフトをどうやってみるかってことも考えておかないといけないね。
ステップ2:ホームシアターの予算設定
ホームシアターをやるのに必要なものが「プロジェクター」と「スクリーン」の2つで予算を考えてみよう。
プロジェクターは2万〜4.5万円。
あとはスクリーンだけど、このスクリーンも価格差がけっこうある。
安いのだと1,000円くらいだし、高いのだと10万円を超える。
映画を見るときに準備をしなくて済むのは電動スクリーン。
電動なので、設置する時はボタンを押すだけで映画を見れるようになるけど、天井や壁に設置するなら工事費も考えとかないといけないから、どうしても高くなるよね。
壁掛けタイプはカーテンレールにS字フックで取り付けることもできるので、壁に穴を開けなくても設置することができる。
安いのは、折りたたみタイプのスクリーン。パッと見はただの布。
これは安いけど、シワがよりやすくて綺麗に設置するのに手間がかかるのが難点。
わたしは、最初のスクリーンはプロジェクターを買ったときにおまけで付いてきた折りたたみのスクリーンを使ってた。
これが結構優秀でたたみジワが全然つかないタイプだったんだけど、カーテンレールに吊るしてもどうしてもシワがよっちゃう。
そのシワが気になって映画に集中できないって問題があった。
だから、新しくスタンドタイプのスクリーンを購入。
毎回スタンドを建てる必要があるので、設置は面倒なんだけどスクリーンのシワは全く気にならなくなったので満足してる。
あと、スクリーンを選ぶときに気を付けたいのは大きさ。
ホームシアターを見るなら100インチがデカくて良いんだけど、部屋の広さによっては100インチで見れないこともある。
なぜかっていうと、プロジェクターで100インチの映像を映すにはスクリーンまでの距離を2〜3m離さないといけない。
スクリーンとの距離が15cmで100インチを移せるっていう短焦点プロジェクターもあるけど、それは20万以上するので選択肢には入らない。
100インチのスクリーンを使いたい部屋の広さも考えてスクリーンは選ばないといけない。
わたしが買ったスクリーンは100インチのスクリーンのコレ。1万3000円くらい。
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4K対応 プロジェクタースクリーン 自立式 携帯型 三脚式100型16:9
他にもいろいろなスクリーンがあるけど、購入するスクリーンの条件は3つ。
-スクリーンが折りたたみ以外
-スクリーンの後ろ側が黒い
-スクリーンに厚みがある
プロジェクターとスクリーンの価格としては、WiMiUSのプロジェクターと三脚スクリーンなら3.5万円。
WiMiUS P62
4K対応 プロジェクタースクリーン 自立式 携帯型 三脚式100型16:9
ここから予算に余裕があるならサウンド環境の強化をしていく。
「YABER K2S」を買うか、サウンドバーやサラウンド環境を追加するか。
わたしもプロジェクターを買った後からサウンドバーを購入した。
サウンドバーは2万〜5万円くらいが相場で、わたしが買ったのは2万円くらいのYAMAHAのサウンドバー。
プロジェクターのスピーカーと比べたら断然良い音なのでしばらく使っていたけど、サラウンド環境の5.1chを体験したくなってAVアンプを購入した。
ただ、AVアンプまで購入するとかなりの費用アップになるのでホームシアター初心者はサラウンド環境にはまだ手を出さない方が良いと思う。
まずはプロジェクターとスクリーンの購入だけでも十分ホームシアターを楽しめるから!
ステップ3: サウンドバー、5.1chサラウンドへのステップアップ
プロジェクターとスクリーンを購入してホームシアター環境を楽しめるようになったら、次のステップへ行くよ。
次のステップはサウンド環境のバージョンアップだ。
プロジェクターを買い替える必要はない。
2万円台のプロジェクターでも充分キレイだし、4k対応のプロジェクターにすると10万円以上になるから費用対効果が悪いし、マニアでない人にとってはフルHDと4kの映像の違いってほとんどわからない。
映像の違いよりもサウンドをバージョンアップさせた方がより映画を楽しめる。
さっきも言ったけど、わたしもプロジェクターのスピーカーからサウンドバーに変えた時は迫力が全然違うのを実感したし、サウンドバーからAVアンプに変えたときも音の質が上がって臨場感がアップした。
AVアンプが何かっていうと、5.1chのサラウンドで音が出せるようになる。
5.1chサラウンドが何かっていうと、前、横、後ろから音が聞こえるように5つのスピーカーと低音のためのサブウーフォー1つを使った環境のこと。
ホームシアターで音周りを強化するならサウンドバーが簡単なんだけど、音質を考えるとAVアンプの方が良い音なんだよね。
サウンドバーでもかなり良い音になるんだけど、AVアンプのスピーカーとサブウーファーの音の良さとはかなりの違いがあって、AVアンプで音を聞くとサウンドバーの音がかなりチープに聴こえちゃう。
ただ、AVアンプって設定がけっこう面倒だから、誰にでもオススメできるってわけじゃない。
ホームシアターでサラウンド環境にしたくてAVアンプを始めて買ったんだけど、AVアンプに繋げるスピーカーって専用のスピーカーが必要なんだよね。
スピーカーってイヤホンジャックに刺して接続するもんだと思ってたくらいの知識だとAVアンプってわからないことだらけ。
スピーカーも違えば、スピーカーに繋げるケーブルも普通のものとは違う。
それにAVアンプがなんかめっちゃ高い。
新品で買うと5万以上するんだよね。
新しいプロジェクターが買えちゃうじゃん。
ついでにスピーカーも安いもので1つ三千円くらいと高い。
わたしは5.1chサラウンドにしたかったので、スピーカー5個とサブウーファー1個を買ったけど。
新品は高すぎたので、中古品で買った。
最初に近所のハードオフを探して安いのを探してAVアンプは3万円くらいから、スピーカーは2個で2000円くらいで売ってた。
でも欲しかったものじゃないので、ネットで探してメルカリとヤフオクで購入した。
なので、AVアンプは中古で美品のAVR-3600を5万円くらい、スピーカは5.1chになるようにセンタースピーカー1つ、サイトスピーカー2つ、後方スピーカー2つ、サブウーファー1つで約2万円と全部中古品で揃えた。
スピーカーとAVアンプを繋ぐケーブルは中古品がなかったので新品で購入したので、なんだかんだでサラウンド環境を揃えるのに8万くらいかかった計算になる。
こんなにお金がかかるとは思ってなかったんだけど、お金をかけただけあって、音はまるで映画館のような臨場感になったよ。
ただね、サラウンド環境で映画を見てもそんなにサラウンド環境を生かした映画がないってことに気がついたんだよね。
わたしが買ったAVアンプは7.1ch出せるやつを買ったんだけど、サラウンド環境を活かしてる映画ってほとんどない。
後ろのスピーカーからも音は出てるんだけど、5.1chスゲーってなるような感じではない。
そう考えると、スピーカーは5.1chにこだわる必要ないかも。
センタースピーカー1個とサイドスピーカー2個、サブウーファー1個の組み合わせで充分かも。
5.1chの中古のAVアンプにすれば3万くらいには抑えられそうだし。
AVアンプはサラウンド環境よりもスピーカーとサブウーファーの音の良さが良いんだよね。
特にサブウーファーがあることで低音が体に響くのがサウンドバーでは味わえない。
わたしの場合は少しでも良いものと思ってAVアンプにお金をかけすぎた感じ。
AVアンプはもっと安い中古から買うべきだったかも。
だって使わなくなったらもったいないからね。
もし、サウンド周りを強化するのにAVアンプを買うなら中古でトータル3万円以下で収めることをオススメしますよ。
ホームシアターを家族で楽しむのは最高!
初めてホームシアターを準備するのは大変だと思うかもしれないけど、プロジェクターとスクリーンさえ買っちゃえばすぐに楽しめる。
サラウンドまでやろうとすると大変だけど、まずは気軽に映画やスポーツ観戦を家族で楽しんでみたら良いよ。
使わなくなったとしても後悔しないように、最初はできるだけ低予算から始めてみるのがオススメ。