欠陥住宅ハウスメーカーランキングって信頼できるの?
住宅を建てる際には、欠陥住宅に当たらないか心配な方も多いのではないでしょうか。
インターネットでは、欠陥住宅を建てたハウスメーカーをランキングで紹介しているサイトがたくさんあるけど、それって本当に信頼できるの?
この記事では、欠陥住宅ハウスメーカーランキングの問題点と、失敗しないハウスメーカー選びのポイントを紹介していきます。
ハウスメーカー選びは家づくりで重要なポイントであり、欠陥住宅を避けるためには信頼性の高い情報と的確な判断が必要です。『欠陥住宅ハウスメーカーランキング』の罠にはまらず、家づくりを成功させる知識を身に付けてください。
欠陥住宅ハウスメーカーランキングは信頼性ゼロ?!
欠陥住宅ハウスメーカーランキングは、ネット上で見かけることが多いですが、その信頼性はゼロです。
なぜなら、これらのランキングは、あくまでも個人の意見や感想に基づいたものであり、客観的なデータに基づいていないからです。
ネットで『欠陥住宅ハウスメーカーランキング』って調べるとたくさん出てきますが「どうやって調べたの?」って思いませんか?ランキングに出てくるハウスメーカーは、インターネットの口コミや評判を元にランク付けされていて、どうやってランキングを作ったのか根拠がまったくわかりません。
ランキングの多くは、ネットの口コミ、特にツイッターの情報を載せてるところが多いです。
だけど、ネットの情報だけで実際のハウスメーカーの欠陥住宅の件数なんてわかるわけないですよね。
ランキングは更新されている様子もないし、いつ集計したのかさえ記載されていません。
そもそもハウスメーカーじゃないと実際の欠陥住宅の数字なんてわかるわけがありませんし、ハウスメーカーは欠陥住宅の数値を発表することなんてまずありません。
そんなことをしても、悪い評判や評価を付けられることがわかっているからです。
つまり、ネットの情報だけでランキングされたものを見ても実際の欠陥住宅の数はわからないってこと。
欠陥住宅の家を建てないためには、ランキングだけに頼らず、いろいろな情報を集めることが大切です。
欠陥住宅はどのハウスメーカーにも可能性がある
家を建てるとき、欠陥住宅になるリスクはどのハウスメーカーにもあります。
建築にはさまざまな人や会社、要素が絡んでくるので、どんなに有名なハウスメーカーでも欠陥住宅になる可能性はゼロにはなりません。
欠陥住宅の原因はさまざまな要因が考えられます。欠陥住宅が見つかった場合、住宅の補修や解体費用などの負担を強いられる可能性があります。
欠陥住宅の原因として考えられるもの
欠陥住宅には、構造上の欠陥、設備上の欠陥、仕上げ上の欠陥など、さまざまな種類があります。
欠陥住宅の主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
設計ミス
設計ミスは、製品の安全性、品質、コスト、生産性、納期などに悪影響を及ぼす可能性があります。
設計ミスの原因は、設計者の経験不足、設計手順の不備、コミュニケーションの不良など、さまざまです。
施工ミス
施工ミスとは、建物や設備の施工において、設計図書や仕様書に従わずに施工されたり、施工が不完全だったりすることです。施工ミスは、建物の安全性や機能性に問題を及ぼすだけでなく、建物の美観にも悪影響を及ぼす可能性があります。
材料の不良
材料の不良とは、材料に欠陥や異常がある状態です。材料の不良は、材料の製造過程で発生したり、材料の保管や輸送中に発生したりすることがあります。材料の不良は、製品の品質に影響を与えるだけでなく、製品の安全性にも影響を与える可能性があります。
地盤の不良
地盤の不良とは、地盤が住宅の重さに耐えられず、沈下や傾斜などの問題を引き起こす状態です。
地盤の不良は、住宅の耐震性や安全性を低下させ、住む人の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
欠陥住宅の種類
欠陥住宅とは、本来住宅が備えておくべき品質を保てていない建物のことを指します。欠陥住宅にそのまま住み続けることは、ストレスを感じたり、健康に悪影響を及ぼしたりする恐れがあります。
欠陥住宅の種類は、以下のようなものがあります。
雨漏り
雨漏りは、欠陥住宅の代表的な症状です。雨漏りの原因は、屋根の不具合、外壁のひび割れ、窓のガラス割れなどさまざまです。雨漏りを放置すると、建物の劣化やシロアリの被害につながる恐れがあります。
シロアリ被害
シロアリは、木材を食い荒らす害虫です。シロアリの被害を受けると、柱や梁などの構造材が腐食し、建物が倒壊する危険性があります。シロアリの被害が疑われる場合は、早めに専門家に調査を依頼してください。
耐震性不足
地震に強い住宅は、耐震性が高い住宅です。耐震性不足の住宅は、地震で倒壊する危険性があります。耐震性不足の住宅に住んでいる場合は、耐震診断を行い、耐震性を高める必要があります。
断熱性不足
断熱性の高い住宅は、夏は涼しく、冬は暖かいです。断熱性不足の住宅は、冷暖房費の負担が大きく、居住性が悪くなります。断熱性不足の住宅に住んでいる場合は、断熱材の補充や断熱工事を行うことで、断熱性を高めることができます。
気密性不足
気密性の高い住宅は、風が通りにくく、結露が発生しにくくなっています。気密性不足の住宅は、結露が発生しやすく、カビやダニの繁殖につながる恐れがあります。気密性不足の住宅に住んでいる場合は、気密性を高める改修を行うことで、結露を防ぐことができます。
バリアフリー設備の不備
バリアフリー設備とは、高齢者や障害者が安全に生活するために必要な設備です。バリアフリー設備が不備な住宅は、高齢者や障害者が生活しづらくなっています。バリアフリー設備の不備が気になる場合は、改修を行うことで、バリアフリー化を図ることができます。
設備の不具合
住宅設備には、給湯器、トイレ、キッチンなど、さまざまなものがあります。これらの設備に不具合があると、日常生活に支障をきたすことになります。設備の不具合が気になる場合は、早めに修理または交換を行う必要があります。
建物の傾き
建物が傾いている場合は、地盤沈下や地震などの影響を受けている可能性があります。建物が傾いている場合は、早めに専門家に調査を依頼し、補修を行う必要があります。
地盤沈下
地盤沈下とは、地盤が沈下することです。地盤沈下によって、住宅が傾いたり、基礎が破損したりすることがあります。地盤沈下が疑われる場合は、早めに専門家に調査を依頼し、対策を行う必要があります。
これらの欠陥は、住宅の建材や工法、施工不良など、さまざまな原因によって発生します。
欠陥住宅に住んでいる場合は、早めに専門家に相談して、修理や補修を行う必要があります。
欠陥住宅は、健康被害や経済的損失につながる可能性があります。
住宅を購入する際には、欠陥住宅に注意し、信頼できるハウスメーカーに依頼してください。
欠陥住宅を建てないハウスメーカーの選び方
欠陥住宅ハウスメーカーランキングに頼らずに、信頼できる住宅会社を選ぶために以下のポイントに注意しておいてください。
実績のあるハウスメーカーを選ぶ
実績のあるハウスメーカーは、これまでに多くの住宅を建てており、その品質が認められています。実績のあるハウスメーカーは、耐震性や断熱性などの住宅性能に優れていることが多いです。
実績のあるハウスメーカーは、これまでに多くの住宅を建ててきた経験があるため、欠陥住宅を建てるリスクが低いと言えます。
アフターサービス・保証内容を確認する
ハウスメーカーは、住宅の品質に万全を期すため、さまざまな保証を提供しています。
保証内容を確認することで、万が一欠陥住宅が見つかった場合でも、安心して補償を受けることができます。
担当者の対応を確認する
住宅を建てる際には、ハウスメーカーの担当者と何度も打ち合わせを行うことになります。
担当者の対応を確認することで、コミュニケーションがうまく取れるか、こちらの要望をきちんと聞いてくれるか、丁寧で、要望に親身になってくれるかどうかを確認しましょう。
見積書・契約書をよく確認する
ハウスメーカーから提示された見積書・契約書はよく確認しましょう。
見積書には、住宅の価格だけでなく、諸費用も含まれています。諸費用には、登記費用や印紙代、住宅ローン手数料などがあります。
見積書・契約書をよく確認することで、追加費用が発生する可能性や、仕様変更ができるかどうかがわかります。
まとめ
欠陥住宅ハウスメーカーランキングは信頼性がないのであまり参考にはなりません。
以上のポイントを抑えて、住宅を建てる際には信頼できるハウスメーカーを選びましょう。
欠陥住宅にならないのが一番ですが、欠陥が見つかっても保証や対応がしっかりしているところなら安心です。
欠陥住宅を防ぐための対策を考えておくことで、安心して暮らせるマイホームを手に入れることができます。