日経BPが運営している「新・公民連携最前線」サイトで人口増減率ランキング2022――全国TOP50・人口規模・都道府県別が発表されています。
2022とありますが、調査データは2021年1月〜12月の1年間。
人口が減っている地域では地価の下落、公共サービスの減少や質の低下もあるため、家を建てる土地選びで地域人口の増減は重要な検討材料になります。
今どの地域が人口が増えているのか、家を建てる前にしっかり確認しておきましょう。
人口増減率ランキング2022の第1位は?
さっそく「人口増減率ランキング2022――全国TOP50・人口規模・都道府県別」の20位まではこちら。
第1位:利島村(東京都)
第2位:青ヶ島村(東京都)
第3位:大阪市中央区(大阪府)
1位と2位が村になるとは思いませんでした。
コロナ禍で人口の多い都市部から人の少ない地方へ移住する人が多かったてことが影響しているんでしょうね。
利島村は332人、青ヶ島村は170人とどちらも人口が少ないです。
一クラス30人の小学校の全生徒数よりも少ないですよ。
元々の人口に対してどれだけ増えたかっていう人口増減率だから、人口が少ないところに人が移住してくるとこのような結果になるということですね。
50位まではランキングはこちらの参照サイトから確認できます。
人口増減率ランキング2022――全国TOP50・人口規模・都道府県別
子育てで移住するなら人口が増えてる地域
子育てを考えて移住するなら人口が増えている地域にした方が良いです。
ただ、今回のランキングをみてわかると思いますが、人口総現率だけだと暮らしやすい地域かどうかはわかりません。
人口1000人以下の地域だとそもそも子供が少ないので子育てするのに最適とは言えないですよね。
子育て支援が充実している地域に住みたいなら、人口は10万人以上で人口が増えている地域が理想です。
2022年の人口増減率ランキングで言えば、
大阪市中央区(大阪府) 人口108,628 増減数2867
流山市(千葉県) 人口204,512 増減数4,203
つくば市(茨城県) 人口246,541 増減数4,732
印西市(千葉県) 人口107,633 増減数1,861
さいたま市大宮区(埼玉県) 人口121,305 増減数1,983
さいたま市緑区(埼玉県) 人口131,324 増減数1,884
千葉市美浜区(千葉県) 人口152,279 増減数2,130
草津市(滋賀県) 人口137,268 増減数1,418
筑紫野市(福岡県) 人口105,692 増減数1,076
などになります。
人口が一番増えたのは「つくば市」
人口が一番多く増えたのは4,732人増えた「つくば市(茨城県)」です。
つくば市から秋葉原までを結ぶ電車『つくばエクスプレス』があることで、東京まで通勤しやすいということに加え、JAXAなどの宇宙開発などの研究施設などもあります。
保育園や幼稚園などの育児施設も多く、子育て支援に力を入れているのも子育て世帯には嬉しいポイント。
やはり人口が増えている地域は子育て支援に力を入れている自治体が多いですね。
まとめ
住宅を購入するときにはその地域の人口増減も判断材料にした方が良いですね。
子育てしやすい地域は住みやすい街でもあるので、今住んでいる地域から引っ越しても仕事や生活に困らないなら一度検討してみてください。