子供が産まれるなど家族が増えることがキッカケになり家を買いたいと思うことがあると思います。
子供の出産や子供が成長するタイミングで家を購入する時期についてまとめてみました。
妊娠前の家づくり
子供が欲しいけど、まだ妊娠していないタイミングでの住宅購入について考えてみます。
まだ妊娠もしていないし、子供もいないのでもっとも自由に住宅を検討できます。
住宅会社を何社もみて回ることも長時間の打ち合わせも大人だけなので何の問題もありません。
納得できるまで家づくりに取り組めます。
問題があるとするなら、子供が産まれる前なので子育てのイメージがしづらいってこと。
また、子供や家族が増えたときに対応できるような間取りを考えておいた方が良いです。
妊娠中の家づくり
子供を妊娠してから、家を購入しようと行動する場合について考えていきます。
妊娠中はつわりや体調を考えながらの家づくりになります。
お腹が大きくなっても動ければ問題なく家づくりに参加できますが、長時間の外出は辛くなってきます。
打ち合わせもできるだけ自宅にきてもらえるようにお願いしてください。
妊娠初期の段階で家づくりを始めれば出産前に新築に引越しすることも不可能ではありません。
ただ、希望する条件の土地や住宅会社が見つからないとか、納得のいくプランができないとか、家づくりを始めるといろいろと時間がかかります。
それに妊娠中には切迫早産などのトラブルになることも考えておいた方が良いです。
切迫早産になった場合は、即入院となりますので外出もできなくなります。
どうしてもこのタイミングじゃないとダメな理由がないなら、出産時期と重なる場合は住宅の購入は先延ばしすることをオススメします。
出産後は入院や子供の世話などで家づくりどころではなくなりますから。
妊娠や出産で妻が動けなくても、夫に打ち合わせなど積極的に家づくりをしてくれるなら進められるかもしれません。
でも、一生に一度の家づくりですから、できるだけ夫婦で家づくりに参加した方が良いと思います。
出産後の家づくり
出産したばかりの赤ん坊は、まだ体が弱く免疫力も低いため病気にかかりやすいです。
そのため1ヶ月くらいは外出は避けるように言われています。
徐々に外の空気に慣らしていく必要がありますが、3ヶ月も経てば普通に外出ができるように。
家づくりを始めるなら出産後3ヶ月以降に始めるのが良いと思います。
とはいえ、初めての子育ては大変です。
2〜3時間ごとのミルクや夜泣きで睡眠もろくに取れなくなります。
じっとしていることもできないので長時間の打ち合わせもしにくいです。
本格的な家づくりは1歳以降に始めることをオススメします。
子供が3歳以降の家づくり
3歳くらいになると普通に会話ができて移動も一人で歩けるので子育てがだいぶ楽になってきます。
家づくりでも長時間の打ち合わせなどは退屈になってしまいますが、おもちゃや動画を見せることで一人でも遊んでいられるので家づくりは進めやすいです。
子供が大きくなってくると、今度は新しい問題が出てきます。
それは幼稚園や学校の問題です。
土地と合わせて住宅購入した場合、引越しすることになります。
せっかくできた子供たちの友達とお別れすることになります。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学の入学時期に合わせて住宅購入が良いと思います。
とはいえ、できるだけ子供時代を新居で過ごしたという思い出を残してあげたいですよね?
そう考えると3歳以降に家を建てるなら、小学校に進学するタイミングがベストだと思います。
子育てを考えて家を建てるベストなタイミング
子供のことを考えて家を購入するなら、子供が産まれる前か、小学校に入学するまでのタイミングが良いと思います。
妊娠時期の家づくりは、家づくりに集中できなくなりますし、何が起こるかわからないので先延ばしにすることをオススメします。