投稿者:きんちゃん
我が家は今から25年前に家を建てました。
私は教員でしたので、家を新築するまでは教職員住宅に住んでいました。
しかし、子供が中学三年になり教職員住宅では手狭になりましたので、一戸建てを建てようと決心しました。
いざ家を建てようと決心したのは良いのですが、手持ち資金はほとんどありませんでした。
住宅を新築するには総額3500万円必要なのです。
建築資金に困っていると、妻の母が500万円援助してくれました。
残りの資金3000万円は信用金庫から借りることになりました。
他に、比較した銀行はありませんでした。
その理由は、長年上記の銀行と付き合いたあり、いつも対応がとても親切だったからです。
住宅ローンを組むのは良いのですが、住宅建築のほとんどの資金を借りるなど出来るのでしょうか?
本当に3000万円借りられるかどうか心配でした。
審査ではいろいろなことを聞かれました。
現在の職業、就業年数、年収など、事細かく聞かれました。
とにかく、借りられるのだろうか心配で睡眠不足になりました。
審査の面接を終了してから1カ月ほどして、審査に通ったという連絡が有りました。
いよいよ、家を新築することになり、2カ月程で家の建築が完了しました。
それは良いのですが、これから住宅ローンの返済をしなければなりません。
子供は2人、これから高校、大学とまだまだ教育資金が必要なのです。
更に、普段の衣食住にお金が掛かるのです。
本当にローンを返済する生活に耐えられるのか心配でした。
返済には毎月5万円、二回のボーナスでは10万円ずつ返済することにしました。
返済は順調に進んで行きました。
子供が高校生の時は、まだまだ生活に余裕が有りました。
しかし、いよいよ子供が大学に進学する時になりました。
大学に進学する時には入学金が何百万と掛かりました。
それから二人、4年間、大学の授業料も必要なので本当に苦しい生活で、住宅ローン返済にも苦労しました。
そんな矢先、助けてくれたのは義母でした。
毎月、生活資金などを援助してくれました。
その後、60歳を迎えるまでローンの返済が続きましたが、60歳までにローン返済は完済しませんでした。
今後、ローンの返済を続けて行くのは苦しいと思いました。
それではどうしようかと考えました。
60歳定年で退職金が出ましたので、それですべてのローンを返済しようと思い、ローンの返済に退職金を当たることにして完済することが出来ました。
本当に退職金が有って良かったと思いました。