先日行った地盤調査の結果が届きました。
購入した土地は今は更地ですが、前は住宅を取り壊して駐車場になっていた場所だったので地盤改良は必要ないと思っていましたが地盤改良が「必要」との結果でした。
地盤調査の診断結果を見てみましたが、初めて見るので最初は意味がわかりませんでした。
地盤調査報告書はこんな感じです。
調査報告の結果だけが掲載されているのかと思ったら、地盤調査の説明や調査方法などがイラスト付きでわかりやすく解説されてました。
調査方法はスウェーデン式サウンディング試験になります。
で、ここからが実際に調査した結果になります。
まず、建物を建てるところを5カ所調査するのでその場所について書かれてます。
一カ所目の調査結果はこんな感じです。
「自沈」と書かれているところが3mくらいあります。
「自沈」というのはおもりの重さだけで下に沈んでいく地層のことで、地盤が弱いってことです。
他の4カ所も多少の違いはありましたが、やはり「自沈」と書かれた地層がありました。
5カ所の地盤調査の結果から「基礎考察書」が書かれています。
要約すると5mくらいまで自沈層があるため軟弱地盤となり、地盤沈下が発生する可能性がある不安定な地盤ということです。
以上のことをふまえて「地盤調査審査書」です。
基礎提案として「鋼管杭工事」「柱状改良工事」を提案されています。
地盤改良工事として他に「表層改良」「再転圧工法」というのもありますが、これは軟弱地盤の層が地表から2メートル程度の場合に使える工法みたいです。
今回の地盤調査の結果では5m程度軟弱地盤があるので「鋼管杭工事」「柱状改良工事」のどちらかしか選択できないということですね。
まだ地盤改良の費用の見積りをもらってないのでわかりませんが、100万くらいは必要になりそうです。
地盤調査の結果から地盤改良が必要だと思いますがどの程度の改良が必要なのか地盤調査のセカンドオピニオン「地盤ネット」で診断してみようと思ってます。
「地盤ネット」では地盤調査結果を診断して地盤改良が必要かどうかを無料で診断してくれるサービスです。
ただ、診断書と地盤保証を希望する場合は有料になります。
とりあえず、無料診断をするつもりですがそのために資料を集めなければなりません。
これが結構めんどうで以下のものをFaxまたはデータ(PDF)で用意する必要があります。
・地盤調査報告書一式
・現場写真(カラー)
・図面:配置図・平面図・立面図(基礎伏図・基礎断面図)
FAXで送るにしてもA4サイズにする必要があるし、PDFファイルを作るのもパソコンに詳しくないと作れないかも。
とはいえ、地盤改良が必要なかったり過剰な地盤改良をしなくて良いとわかれば、何十万と負担金が減るので多少面倒でも「地盤ネット」で診断してもらうのは意味があると思います。