新築を建てるときにシステムキッチンのメーカーをどこから購入するか、選ぶポイントとキッチンを安く購入できる施主支給についてまとめています。
システムキッチンのメーカーと選び方
システムキッチンを販売しているメーカーはこれだけあります。
- クリナップ
- リクシル
- トクラス(YAMAHAリビング)
- パナソニック
- TOTO
- ウッドワン
- ノーリツ
- トーヨーキッチン
- ハウステック
- EIDAI(永大産業)
これだけの数のメーカーのショールームに見学に行くのは大変ですし、近くにショールームがない場合もあるので実物を見れないことも多いと思います。
キッチンを選ぶのは好みで選べば良いのですが、選ぶときの基準として抑えておきたいポイントがあるので、そこを抑えてからキッチンを探すとメーカーを絞れると思います。
システムキッチンを選ぶポイントは4つ。
・キャビネット
・ワークトップ
・扉
・シンク
キャビネットはシステムキッチンの骨組み部分になります。
普段は見えない部分なので作業にしやすさには関係ないのですが何十年も使うキッチンの耐久性という意味では重要な部分になると思います。
キャビネットの素材としてはステンレス、樹脂、ホーローになります。
ステンレスでは「クリナップ」「EIDAI」、ホーローでは「タカラスタンダード」がメインで扱ってます。
次にワークトップですがワークトップはまな板を置く作業スペースです。
ワークトップは人工大理石とステンレスの2つから選ぶことになります。
ほとんどのメーカーは人工大理石とステンレスの両方のワークトップを扱っているのでワークトップだけで差別化はなかなか難しいと思います。
わたしはワークトップはステンレスが良いのでステンレスで探していましたが、その中でもクリナップのドット柄コイニング加工のワークトップが一番好みに合いました。
扉はけっこう重要でシステムキッチンの価格の半分はこの扉で決まります。
扉としてはステンレス、ホーロー、樹脂、無垢になります。
樹脂の場合は表面にフィルムを貼るので、そのフィルムによって価格が大きく変化します。
一番高くなるのは無垢ですが、ウッドワンは無垢の扉を使ったシステムキッチンが他メーカーのシステムキッチンと変わらない価格帯なのが特徴です。
最後にシンクですがメーカーによってシンクの大きさや機能に違いがあり、おもしろいです。
特にトーヨーキッチンの3Dシンクは上段、中断、下段という感じにシンクを立体的に使えるので料理の作業効率が高くなっています。
3Dシンクに似たマルチシンクというものを出しているメーカーもあります。
システムキッチンやシステムバスを施主支給で購入
住宅設備をハウスメーカーや工務店ではなく、施主が購入して新築住宅に設置することを「施主支給」といいます。
「施主支給」で購入できるものは木材や壁紙、システムキッチンやシステムバスなど住宅資材となるものはハウスメーカーや工務店の許可がもらえればなんでも用意できます。
もし、「施主支給」で購入するとしたら、やっぱりネットで探すのが一番安くなると思います。
わたしも「施主支給」でシステムキッチンや洗面台、トイレを工務店の見積りとネットの「施主支給」の購入サイトで比較して金額の安い方で購入しようと思ってます。
わたしが見つけた「施主支給」サイトをリストアップしておきます。
- ホーム・デポ
- 愛住まいる
- 住設建材百貨店
- サンリフレプラザ
- リノコ
- 水彩.com
- 施主支給.com
特に「ホーム・デポ」と「愛住まいる」で購入した場合は保証が10年間付くのはスゴいです。
ハウスメーカーや工務店で普通に購入した場合は住宅設備の保証は1年が普通なので保証に関しては「施主支給」の方が好条件になる場合があるということを知っておくと購入時の選択肢が広がると思います。