我が家にはホームシアターに欠かせないのがプロジェクターが2台あります。
最初に購入したのが3万円以下で買えた「YABER Y30」で2台目購入したのが約10万円のエプソン「EF-12」。
エプソンの「EF-12」を購入したときに「YABER Y30」と比べて黒が白っぽいのでガッカリ。
この「黒浮き」を改善するためにグレースクリーンを購入して映像比較してみることに。
EP-12とYABER-Y30を比較する方法
EP-12とYABER-Y30を比較する方法は簡単。同じスクリーンに同じ映像を映して比較するだけ。
スクリーンとプロジェクターの配置はこんな感じ。
左側がEP-12で、
右側がYABER-Y30。
両方ともAmazonプライムで映画「岸辺露伴ルーブルへ行く」の予告編を映してます。
EP-12はAmazonプライムが見れるのでそれを使って、YABER-Y30にはFirestickTVを繋げてる。
EP-12とYABER-Y30で同じシーンを映して比較
EP-12はカラーモードがいろいろ選べるので「シネマ」に設定して比較します。
YABER-Y30の方が画質設定がほとんどできないので初期設定のまま行きます。
「岸辺露伴ルーブルへ行く」は黒いシーンが多いので、黒が白く見える「黒浮き」を比較するにはちょうど良いです。
予告編を再生する前の画面はこんな感じ。
この画面はけっこう明るい画面なので、EP−12の方が色がはっきり出ている印象。YABER-Y30の方は全体的に白っぽい感じがしますね。
次の画面はこちら。
けっこう暗いシーン。この画面だとEP−12よりもYABER-Y30の方が黒が綺麗に出てますね。EP−12は右側の黒いところが白っぽくなってるのがよくわかります。
ここまでは同じスクリーンに移して比較してみました。
明るいシーンではEP−12の方が色味が綺麗に出てたけど、暗いシーンではYABER-Y30の方が黒が綺麗に出ていたのがわかったと思います。
EP-12にグレースクリーンを使って「黒浮き」対策
次はEP-12の「黒浮き」対策としてグレースクリーンを購入したのでそれを使って比較していきます。
購入したのはこちらのグレースクリーン。
amazonで2000円くらいで購入したもの。
届いた時は折りジワがガッツリ付いてたので、そのまま使ってみました。
さっきと同じように左側がEP-12でグレースクリーンをスクリーンの上から垂らしてます。
シワが目立ちますが、なかなか良い感じに黒が締まってます。
YABER-Y30より黒が綺麗に出てるのがよくわかります。
グレースクリーンの効果が出てます。
では、次は暗いシーン。
同じスクリーンに投影した時はEP-12の黒が白っぽいのが目立ちましたが、グレースクリーンを使うとだいぶマシになってます。
マシになってるだけで、YABER-Y30と比べるとやっぱり白っぽいのがわかりますね。
グレースクリーンのシワを伸ばしてからもう一度比較
さっきはグレースクリーンがシワだらけだったので、もう少し綺麗な映像で比較できるようにグレースクリーンをアイロンを使ってシワを伸ばしてみました。
シワを伸ばして、こんな感じでまたEF-12の方だけグレースクリーンを上からかぶせて比較してみました。
電気を消して暗くするとこんな感じ。
あ!?やばい、畳の上に置いてアイロンかけたから畳の跡がグレースクリーンに写っちゃってる。
これはグレースクリーンをアイロンしなおしだ。
普段からよくつ書くプロジェクターはEF-12なので、今回の結果を見て白いスクリーンに映すよりもグレースクリーンに移した方が「黒浮き」が軽減されるとわかったので、もうグレースクリーンを使うようにします。
なので、白いスクリーンの上にアイロンで白を伸ばしたグレースクリーンを両面テープで貼り付けます。
このグレースクリーンを貼り付けたスクリーンにさっきと同じようにEF-12とYABER-Y30の映像を投影して比較してみます。
グレースクリーンで映像だけ比較するとYABER-Y30の方がよく見えちゃうなぁ。
暗いシーンだとYABER-Y30は暗すぎる気もするけど、黒が白っぽく見えるよりはマシなんだよね。
まとめ
EF-12とYABER-Y30の映像を並べて比較してわかったことは、やっぱり暗いシーンではYABER-Y30の方が黒が締まっていて雰囲気が良いってこと。
とはいえ、EF-12の方がオートフォーカスやファンが静かなので普段使うのはEF-12。暗いシーンの多い映画はYABER-Y30という使い方が良いかな。
今回のプロジェクターの比較でもわかるように安いプロジェクターでも十分キレイ。
ぜひ参考にしてプロジェクター選びをしてみてください。