今回は我が家で開催したユニークなイベント「家族対抗eスポーツ大会」について書いていきます。
eスポーツというとテレビゲームの『ストリートファイター』や『鉄拳』などの格闘ゲームを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
でも、我が家で開催したeスポーツ大会は小学生でも楽しくできて勉強にもなるゲームにしました。
普段とはちょっと違う週末の過ごし方として参考にしてみてください。
eスポーツ大会で使ったゲーム
うちの子供は小学5年生と2年生の二人です。
小学2年生の下の子が「漢字が苦手だから漢字の勉強をしたい」と、珍しく自分から勉強がしたいと言い出しました。
それならば、っと漢字を楽しく勉強できるアプリがないか探して、そこで見つけたのが『漢字道場』と『Letters』という二つのアプリ。
対戦しながら漢字を勉強できる『漢字道場』
■漢字道場
漢字の速書き対戦ゲーム
iOSアプリ/Androidアプリ
ゲームで楽しみながら漢字学習ができるのがスマホアプリ「漢字道場」。
小学1年生から中学校、高校までの漢字にも対応しています。
ゲーム感覚で楽しく漢字を学ぶことができます。
このアプリの特徴は、漢字の書き順だけでなく、対戦ゲームで楽しく学習することができます。
出題された漢字を書き順通りに速く書いた方が高得点を獲得して勝つことができます。
相手に勝つためには速くかけるだけではダメで、ちゃんと書き順を守らないと漢字を書くことができないので、子供に書き順を覚えさせるのにもちょうど良いです。
私もやってみましたが、小学一年生の感じでも書き順を覚えてなくて子供に負けることがあります。
書き順を間違えて覚えても大きな問題にはなりませんが、子供のうちからゲームで書き順を覚えられるならその方が良いですよね。
漢字道場は、漢検対策問題も用意されているのに無料で遊べるのもスゴイ。
無料なので、広告は表示されるのは仕方ないですね。
広告表示が嫌な場合はお金を払って広告を表示しないようにもできるので検討してみても良いかも。
ペンを持って漢字を書く練習をさせたい場合は、スタイラスペンを購入すれば鉛筆で書くのと同じ感覚で練習できます。
iPhoneやスマホの小さい画面だと描きにくい場合は、iPadやタブレットでも使えます。
うちではiPadとスマホ、androidタブレットを使って対戦してます。
手書き文字の採点をAIがサポート!Webアプリ「Letters」
■Letters
Webサービスで手描き文字の採点をしてくれる無料サービス
https://letters.choo.works/
『漢字道場』は漢字を覚えるのに便利なんだけど、漢字をキレイに書けたかどうかの採点機能がないんですよね。
そこで「Letters」の登場です。
「Letters」はAI技術を用いて手書き文字の採点を行うWebアプリで、自分の書いた字を客観的に評価してくれます。
結構正確に採点してくれると思うんだけど、何でこんなに低いの?って点数になることがけっこうあるんだよね。
試しに「左」の漢字で何回か書いてみると、
こんな風に枠いっぱいに書いても良いし、枠いっぱいに書かなくても文字のキレイさで採点されるみたい。
ただ、採点基準がよくわかんなくて、枠にちょうど良い大きさでそんなに悪くないと思っていても、
「2点」なんて極端な点数になることがある。
これだと勝負として使えないので対策を考える。
その結果、時間制限3分で何回も書いて、その中で一番点数が高かったもので勝負することにしました。
漢字ゲームで家族対抗eスポーツ大会のルールと準備
『漢字道場』と『Letters』を使って、家族対抗eスポーツ大会を行うことにしました。
優勝者には賞金も出ます。誰にでも優勝できるようにルールを決めていきます。
まず、考えないといけないのがスマホやタブレットの性能差。
子供達が使ってるタブレットは上の子がiPadで下の子がスマイルゼミのタブレット。
iPadはApple Pencilで、スマイルゼミも付属のペンがあるんだけど、タブレットの性能差が圧倒的にiPadの方が高い。
『漢字道場」で勝負すると、iPadではスラスラと書いた感じが表示されるのに、スマイルゼミのタブレットは書いてからワンテンポ遅れる感じ。
なので、iPadを使ってる人の方が圧倒的に有利。
これだと不公平だから、二回勝負にして負けた方がどのタブレットを使うか選べるようにする。
家族4人の対抗戦で二回勝負して2勝したら⚪︎、1勝1敗なら△、0勝2敗なら×。
⚪︎は2ポイント
△は、1ポイント
×は、0ポイント
で計算。
『Letters』は書く速さは関係ないし、みんなが同じタブレットで点数を競えば良いのでタブレットの性能差を気にする必要はない。
1人3分の持ち時間で漢字を書いて一番高得点を出した人に1ポイント追加。
4人家族で実際にeスポーツ大会をやってみた
日曜日の朝食後にeスポーツ大会を開催しました。
子供と大人のハンデは特になく大人は子供たちが楽しめるように配慮する感じ。
『漢字道場』での勝負では、やはり上の子が速い。
タブレットの性能差もあるけど、スマイルゼミのタブレットを使っても書くのが速くて、下の子は勝てないと言って途中で戦意喪失しちゃいました。
結果としては、上の子が対戦成績が一番良くて、次が下の子。
大人は3位と4位。
続いての勝負は『Letters』。
漢字を一つ決めて、みんなで同じ文字を書いて勝負します。
漢字を決めるのは4位になってる母親。
選んだ感じは「右」。
家族みんなで挑戦して、最高得点が取れたのは下の子。
この結果で優勝は上の子と下の子の同点優勝になりました。
eスポーツ大会の優勝賞金
今回のeスポーツ大会では優勝賞金を設定しました。
優勝賞金は100円。
今回は優勝者が二人だったので100円を山分けして50円づつとなりました。
他にも子供たちにはeスポーツ大会の参加賞としてそれぞれに100円。
つまり、子供たちは合計150円を手に入れたってわけですね。
下の子も上の子に勝てなくて不貞腐れてましたが、賞金がもらえて笑顔に戻りました。
さすが現金の力ですね。
eスポーツ大会を定期的に開催したい
今回の家族対抗eスポーツ大会は開催の1週間前に子供たちに「やるよ」って教えていたので開催までは漢字道場で漢字の勉強を何度もやってましたね。
漢字の勉強と言っても対戦ゲームで、勝つとポイントがもらえてアイテムに交換できるので遊びのついでに学んでるって雰囲気でしたね。
漢字の勉強にもなるので、1ヶ月に一回くらいのペースでまた開催していこうかと思ってます。
あなたの家庭でも、子供たちとの時間を共有する方法として参考にしてみてください。