家を新築するときにホームシアターを作りたいと思っていたけど、100万円とか高価すぎて初めから諦めてた。
だけど、新築してから5年ほど過ぎたときにコロナになって家で過ごす時間が多くなるタイミングでホームシアターへの興味が再燃。
「プロジェクターっていくらで買えるんだろう?」って調べ始めたことで私のホームシアター魂に火がついた。
これは新築を建ててからホームシアターを楽しむために試行錯誤を繰り返す体験談です。
壁や柱を傷つけずにリビングで映画を大画面で見たいと思っているなら、新築の持ち家だろうが、賃貸アパートやマンションだろうが、関係なく参考になると思います。
部屋をホームシアターにするにはいくらかかる?
家を新築してから映画は42インチのテレビでAmazonのプライムビデオの動画配信でよく観てました。
特に不満もなく楽しめていたんだけど、ある時「家でもっと大画面で映画を見れたら子供達も嬉しいだろうなぁ」と思ったんですよね。
ちょうどコロナが流行って人の多いところへは自由に外出ができないような状態で、学校も休校になった時期ってのもあったんでしょうね。
「どうせ高くてホームシアター用プロジェクターは買えないだろうけど、Amazonで価格だけでも観てみるか」
と軽い気持ちで見てみたらそこには衝撃の事実が待ってました。
なんとプロジェクターが2万円台で販売されていたんです。
「えっ、プロジェクターってこんなに安いの?高いと思ってたのはなんだったの?」
わたしはてっきり10万円以上するのかと思っていたのにこんなに安く買えるということに衝撃を受けました。
さらに人気のプロジェクターを見てみると1万円以下で買えるものまであって、人気ランキング上位はほとんどが1万円以下で買えるものばかり。
これを初めて見た時は軽くカルチャーショックを受けました。
よくよく調べてみると安く売られているのはどれも中国メーカーが作った中華製品のプロジェクターということがわかりました。
で、私が高いとイメージしていたプロジェクターは日本製のものでJVCやエプソン、ソニーなどの日本メーカーのもの。
日本メーカーのプロジェクターはやっぱり高くて安くて10万円、高いものはそれこそ100万円なんてものもあります。
まさに金持ちの道楽としか思えないような価格帯のものばかり。よほどの映画好きじゃないと手が出ない。
ただ、Amazonでプロジェクターの商品を見てみるとスクリーンもメチャクチャ安くて2,000円程度で買えちゃう。
3万円もあれば今の部屋をホームシアターにできちゃう!
この事実を知ってしまったら、もう迷いは無くなってホームシアター導入が決定。
大画面で映画を見るぞ!って気分が盛り上がっちゃいました。
ホームシアターにするには何が必要?
プロジェクターが2万円程度で買えるのはわかったけど、ホームシアターにするためには他にどんなものが必要なのかを確認しないといけない。プロジェクターだけ購入しても映画を写せなかったら意味ないからね。
で、ホームシアターを見るために最低限必要なものはなんだろう?っと調べてみたらプロジェクターだけだった。
いやいや、正確にはプロジェクターだけではダメだ。
プロジェクターに映画を写すためのブルーレイプレイヤーなどをHDMIケーブルで繋げないといけない。
なので、最低限必要なのはこの3つ。
・プロジェクター
・動画プレイヤー(DVD・BDプレイヤー、動画配信サービス、スマホ、パソコンなど)
・HDMIケーブル(プロジェクターと動画プレイヤーを繋ぐもの)
私の場合はすでにアマゾンプライムに入会済みでプライムビデオが見れるし、Fire TV stickも購入済みだったので用意する必要がなかった。
中古プロジェクターは基本的にFire TV stickを繋いで映画を見るのが一般的な使い方みたいだったので、私もその方法でホームシアターの環境を作ることにした。
なので、わたしが最初に購入することにしたのはプロジェクターだけ。
しかも、プロジェクターを購入するとスクリーンがおまけでもらえる商品にした。
約25,000円。
そうそう、プロジェクターの映像を映すのにスクリーンが必要なんだけど、スクリーンはなくても大丈夫。
部屋の壁が平らで白いならスクリーンの代わりに使えます。
うちの部屋は漆喰壁で白いんだけど、柱が見えている和風な真壁造りなので、壁をスクリーン代わりに使うことができなかった。
この事実を知った時に、「柱が見えない大壁造りにしておけば!」って後悔したもんです。
家を建てる時にホームシアターをしたくなった時のことも考えておけば良かったなぁ、ホント。
100インチで感動できるプロジェクターの最低条件
ホームシアターはなんといっても大画面が魅力ですよね。自分の家で100インチの大画面で映画やアニメが見れたときの感動は忘れられません!
プロジェクターで見れる大きさはスクリーンとの距離によって変わってくるんだけど、100インチで移すにはだいたいスクリーンから3mくらい離さないといけないんだよね。超単焦点のプロジェクターならスクリーンから15cmなんてのもあるけど、価格が20万以上するのが普通なんで余程のマニアじゃないと気軽に購入できない。
100インチの大画面で映画を観る感動を味わうなら3万円の安い中華プロジェクターで十分。
ここで注意しておいて欲しいのが安すぎるプロジェクターはダメ。
1万円以下で購入できるプロジェクターもあるけど、それはフルHD(1980×1080)に対応してなくて画質が悪かったり、画面が暗かったりなどで映画を楽しめない可能性が高い。だから、プロジェクターを買うなら最低でもフルHD対応だけは絶対条件。
プロジェクターの明るさは「ルーメン」と「ANSIルーメン」がある
プロジェクターの性能表示で明るさってので「ルーメン」ってのがあるんだけど、5000ルーメンとか15000ルーメンとか書かれてるやつ。このルーメン表示って基本的に数字が高いほど画面が明るくなるんだけど、各会社ごとに独自規格で数値を設定してるので意味ないんだよね。
国際基準で企画化されてるのは「ANSIルーメン」ってやつだけ。中華プロジェクターは15000ルーメンとかよく書かれてるけど、ANSIルーメンに直すと300ansiルーメン程度の明るさしかないってことがよくあるので要注意。
安い中華プロジェクターでも2万円以上のものはANSIルーメンで表示されてる商品も増えてきたので買う時はANSIルーメンで明るさの性能を表示してるものを選ぶのが良いです。
ちなみに私が購入したYaberのはANSIルーメン表示じゃなかったんだけど、部屋を暗くすれば問題なく綺麗に見れますが、明るい昼間にカーテンを閉めずに観るのは無理ですね。
というか、昼間の明るい部屋で見るには1000ansiルーメン以上のプロジェクターじゃないとまず無理。それくらいの性能になると10万円以上のプロジェクターになるので、2万〜3万円で買えるもので500ANSIルーメン以上のものを選ぶのが良いと思います。
基本的にプロジェクターは部屋を暗くしてみるものだと考えておいた方が良いですね。部屋を暗くするのも映画館気分で楽しいですし。