家づくりのスケジュール

「初めての家づくりで何から調べれば良いの?」

そんな家づくり初心者のために、わたしが注文住宅を建てた時の体験を元に、無駄な時間をかけずに効率よく家づくりをする手順についてまとめてみました。

注文住宅で失敗しないための流れ

【1】住宅について家族で話し合う
【2】予算を決める
【3】新築・注文住宅の勉強をする
【4】住宅会社を探す

【5】土地を決める
【6】住宅会社を決める
【7】住宅工事
【8】住宅完成(引渡・入居)

【1】どのような家を建てるか家族で話し合う

住宅購入について家族で話し合う

  • どこに建てるか?
  • 何を重視するか?
  • いつ頃購入するか?

注文住宅を建てるときに最初に決めるべきことは土地の場所と住宅の何にこだわるかです。

土地の場所はこの段階では具体的に決める必要はありませんが「千葉県千葉市に建てたい」くらいまでは絞っておくと土地探しが楽になりますし、金額的にどれくらい必要なのかがわかります。

また、建てる住宅についてもキッチンにこだわりたいとかリビングは吹き抜けをしたいとか、これだけは譲れないという点を家族で相談しておきましょう。

このときにだいたいの間取りもイメージすると思いますが、大切なのはこの住宅に何年住むつもりなのかを考えることです。30年程度で建て替えることを前提にしているなら、老後のことは気にしなくても良いかもしれませんが、老後のことも考えておきましょう。

我が家の場合は、こだわるポイントを「木造住宅」と決めていましたが、間取りを決める段階で老後のことをあまり考えずちょっと失敗してしまいました。詳しい話は失敗談の方に書いてますので興味があれば、そちらを読んでみてください。

他には住宅を建てる時期についてですが、よほどの事情がない限り、1年以上の時間をかけた方が良いです。

わたしが家を建てたときは、1年後には住みたいという家族の希望があったため、土地探しから住宅会社探し、間取りの決定、建築期間にほとんど余裕がなかったため、話し合いや勉強する時間が足りませんでした。

家づくりは3年で建てるくらいの気持ちの余裕がほしいです。

【2】住宅費用・予算を決める

住宅購入予算

  • 住宅ローンについて考える
  • 総予算を決める

住宅を建てるのにどれくらいの予算が使えるかを決める必要があります。注文住宅の場合、土地と建物を購入するのに総額3,000〜5,000万円程度かかると思います。

住宅を建てるための予算を計算するときには自分の預金や親からの援助、住宅ローンを考えることが一般的です。

家の購入予算に住宅ローンが組むことが多いと思いますが、親から住宅資金として援助してもらえるなら、贈与税が免除されます。

我が家でも、親からの住宅資金として贈与してもらったことで住宅ローンを組まずに家を建てることができました。

住宅ローンを利用する場合には長期優良住宅などの住宅性能によって利率などが変わってきたり、住宅ローンの審査基準として住宅性能が指定されている場合があるのでローンでお金を借りるときには住宅会社と相談しながら決めていくことになります。

【3】新築・注文住宅の勉強をする

  • 新築・注文住宅に関する書籍を買う
  • 新築・注文住宅に関する体験談・失敗談を読む
  • 中古住宅の見学に行く
  • 間取りを考える

新築で注文住宅を建てる場合には、建売住宅を購入するよりも施主側に住宅の知識が必要になります。

なぜかというと、注文住宅の場合は自由度が高いためハウスメーカーや工務店から基本的な提案はあると思いますが建材から住宅設備、間取りまで施主が決められるからです。

注文住宅は自由度が高いことがメリットにもなりますが自分で決めた建材や住宅設備、間取りで失敗することが多いのでデメリットともなります。

そのため、注文住宅に建てるときに建売を購入する時以上に住宅に関する書籍を買って勉強したり、注文住宅の体験談・失敗談を読んで勉強することが大切です。

また、本を読んで勉強するだけでなく、実際に複数の中古住宅の現地見学に行くのがオススメです。

折り込みチラシなどを見たり、インターネットで中古住宅を調べて不動産屋へ行って見せてもらいましょう。

中古住宅を見に行くときのポイントは間取りを見て、その間取りの長所や短所をメモしておくことです。

このときにキッチンやリビングの広さ、窓の大きさなどもチェックしておきましょう。

もし、最初に本を読んで家づくりの勉強を考えているなら、わたしが家を購入してからもっと早く読みたかったと思った書籍がありますので、こちらの記事を参考にしてください。

新築・注文住宅におすすめの本・参考書

【4】住宅会社(ハウスメーカー・工務店)を探す

  • 資料請求をする
  • 住宅展示場・モデルハウスを見に行く

これから建てるマイホームで重視するポイントが決まったら建築会社によって、それぞれ得意な分野というものがあるのでその会社が何が得意なのかを知るために複数の会社を検討しましょう。

この複数社を検討するときに重視したいポイントを再検討してみることも大切です。建築会社を選ぶときに改めて注文住宅で建てることのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

■注文住宅のメリット
・希望通りの間取りができる。
・内装や外装のデザインにこだわれる。
・好みの設備・建材を選択できる。
・建築途中で現場を確認できる。
・予算を自由に調整できる。

■注文住宅のデメリット
・総費用がわかりにくい。
・自由に設計できるため、打合わせに時間がかかる。
・間取りによっては売却しにくくなる。
・完成したときのイメージがしずらい。
・住めるまでに時間がかかる。

以上のようなことが注文住宅のメリット・デメリットだと思います。

このことを踏まえた上で注文住宅の建築会社を探していきますが、1社ごとに資料請求をしていくのは手間がかかるので一度に資料請求できるサイトを使うと便利です。

住宅会社を探す時間を短縮するには一括資料請求が便利です。

おすすめの一括資料請求はこちら

【5】家を建てる土地を決める

  • 希望にあった土地を探す
  • ハウスメーカー・工務店にも土地探しを依頼する
  • 土地を決める

住宅を建てる立地を決めるのは建築会社を選ぶよりも重要です。中には建築条件付という建築会社が指定されている土地もあるのでお願いしたいハウスメーカーや建築会社がある場合には注意が必要です。

人によっては駅まで徒歩5分の立地が良いとか、駅から遠くても良いので広い土地が良いなど土地に求める条件は人によって違うので単純にどのような土地が良いとは言えないので判断基準は人それぞれです。

とはいえ、購入しない方が良い土地というか、注意しておきたい点はいくつかあります。

我が家の場合は、空き地でしたが以前は家が建っていて取り壊したときの瓦礫が埋まってました。

土地の購入時に大きな瓦礫は取ってもらいましたが、実際に住み始めてみると細かなガラス片などが取りきれておらず、結局土の入れ替え工事をすることになりました。

あとは基本的なことですが、土地の地盤が軟弱地盤かどうかです。

地盤が弱い場合は地盤改良の工事が必要になります。

地盤改良が必要な場合は100万円前後の費用がかかるので、可能なら土地購入前に地盤調査をオススメします。

また、洪水や津波、土砂崩れなどの災害が起きやすい場所も注意が必要です。

どのような場所が起きやすいかは国土交通省や市区町村などのハザードマップや地盤セカンドオピニオンの地盤ネット判定マップが参考になります。

国土交通省ハザードマップポータルサイト

地盤ネット判定マップ

他には、朝・昼・夜、平日、休日などの時間制をずらして土地の様子を見に行くことをオススメします。

我が家の場合は、購入予定地のご近所を訪問して、挨拶もかねて近隣環境について聞き込みをしました。

この近くの土地購入を検討しているといって気になることを聞いてみました。

自分の住んでいる地域を悪く言う人はいませんでしたが、この聞き込みの目的は購入予定地の近所にどんな人が住んでいるのかを知ることです。

家を建てるということは、家だけでなく、近所の人とも付き合っていく必要があるのでこれは結構重要です。

土地探しは自分で探すことも大切ですが、素人が良い土地を見分けるのは難しいためハウスメーカーや建築会社を決めたら、相談しながら探すことをオススメします。

【6】工事を依頼する会社を決める

  • 土地にあったプラン(間取り)を考える
  • ハウスメーカー・工務店の各社にもプランを依頼する
  • プランの相談をする※これが重要
  • 信頼できる会社と契約する

住宅を購入するために建築会社の情報を集めて、ここは信用できると思える会社を3社程度に絞り込みましょう。

土地が決まっていれば、プラン作成までは無料という会社が多いので、実際にプラン作成をお願いして比較検討をします。

このプランをもらったときの各会社の対応の仕方や受け答えなども本契約するための重要なポイントとなります。

特に間取りについてはこちらの意見を聞くだけでなく、適切な助言をしてくれる会社が良いと思います。

土地が決まっていない場合には、良いと思った建築会社に良い土地が見つかったら連絡をしてほしいと伝えて、一緒に土地探しに参加してもらいましょう。

建築会社を決めた後で、間取りプランがこれで良いのか心配なときは、設計事務所にプランを依頼するという方法もありますし、間取りプランを第三者の建築士にチェックしてもらう方法もあります。

住宅を建てるときに一番後悔しやすいのは間取りなので、間取りだけは妥協せずに決めてほしいです。

【7】住宅工事(期間:約6ヶ月)

  • 建築工事を確認する

無事に建築会社が決まって契約ができたら建築中の住宅をできるだけ見に行きましょう。

プラン作成時には納得していたことも実際に見てみると思っていた物と違うということがけっこうあります。

その場合は、建築会社と相談して、そのままいくか変更するかをその都度確認しましょう。

わたしの体験では二階トイレの配管が外配管だったり、屋根に鬼瓦がない、階段が急勾配など、プランを見たときには気づかなかったところがいくつかありました。

もし、思っていたものと違った場合は、早い段階で言えば大抵は変更が可能なので、できるだけ早く相談しましょう。

【8】住宅完成

おめでとうございます!
無事に住宅が完成しました。

希望通りの家に住めるようになり、一週間くらいは新築を建てた感動で不満は何も見つからないかもしれません。

しかし、家も人が建てる物なのでどこかで間違いをしているかもしれません。

住み始めて、「あれ?なんかおかしいな。」っと思ったら建築会社へ相談しましょう。
ここで遠慮をしてたら、いつになっても直りませんからね。

まとめ

注文住宅を建てるまでの期間としては、引き渡し日から逆算して考えて、やはり最低でも1年程度は時間がほしいです。

初めての家づくりで良い家を建てるには、悩んだ時に一人で抱え込まないでプロに相談できる環境を作ることです。

一生に一度の家づくりなので、後悔のない良い家を建ててください。