数年前、新築住宅建築に当たり、土地選びをしました。

探しているうちに、直面してくる悩みとしては、坂の上で、どこへ行くにも車は必須、つまり生活にはやや不便だが、敷地面積は広いし値段も手ごろな土地にすべきか、敷地面積は狭く、値段も高い土地だが、坂はなく生活には便利な土地にすべきか、という選択です。

どちらも一長一短で、即決できない問題です。

坂はなく、敷地面積も広く、生活の便も良いという長所ばかりの土地は、もう少し田舎に行けばありましたが、そうなると街の雰囲気が好みではなくなってきます。

私は、どちらかと言えば都会に住みたい派。
全ての長所を兼ね備えた理想の土地のある、希望の地域よりやや田舎の地域と比較しましたが、土地単体では長所ばかりなのに、どうも気が乗りませんでした。

土地情報は、最終的には自分で調べました。
不動産総合サイトや、不動産屋さんも利用はしましたが、どちらもあまり役には立たなかったというのが本音。

住みたい地域の、不動産屋のHPを片っ端から毎日チェックしたり、実際に地域を歩いて更地を探したりと、地道な努力を数か月間続けました。

不動産購入に対する周囲の反応は、私の親は賛成でしたが、主人の方の親は、時期が悪いということで、かなり慎重な様子でした。

不動産は大きな買い物なので、風水や年回りなど、気にする人もいます。
しかし、主人が決めたことですし、誰に迷惑をかけるわけでもないので、強い反対にはあいませんでした。

最終的には、敷地面積はやや狭めで値段も高いですが、利便性に優れた土地を選びました。

私は車の免許を持っていないし、車ありきの坂の上の生活は、非現実的だと判断したからです。

それに、いずれ年を取れば、子どもも独立し、家に広さは必要なくなります。

広い家に年寄りだけでは、かえって困ることも多いです。
長期的に見て生活の利便性の方を重視しました。

実際住んでみると、子どもの幼稚園の送り迎えや、ちょっとした買い物に歩いて行けるというのはやはり便利で快適です。

そちらの希望がかなった分、土地の値段は予算オーバーし、家は予定より狭くなりましたが、うちは家族も少ないですし、十分だと感じています。