子供が生まれれるということと、妻の強い希望もあり、
住宅購入を本格的に検討することになりました。

まずは、中古住宅を内覧してみる事にしました。

今はアパートに住んでいるのですが、
ポストにフリーペーパーがたまに投函されています。

そのフリーペーパーの中に住宅販売のチラシがけっこうあるので
そこから気になる中古住宅を見ていく事にしました。

妻は前々からこの住宅チラシを見て切り抜きもしていたので、
その中から気になった中古住宅の内覧に行くことになりました。

これまで一人暮らしするときに賃貸会社に入った事はありますが、
住宅売買を扱う不動産屋へ行くのは今回が初めてです。
不動産屋って何となく怖いイメージがあるので、ちょっとドキドキです。

最初に内覧をお願いした不動産屋は、地元の古い会社で
駐車場スペースも店の前に6台程度の小さな会社でした。

古い店で、そんなに怖い印象はありませんでしたが、
「こんな小さな会社で大丈夫かな?」という第一印象でした。

お店の中はすぐに事務所になっていて、
応接用の椅子とテーブルが事務机の横に置いてあり、
3人の店員さんがいました。

妻が店員に持ってきた切り抜きのチラシを見せて

「この物件の内覧をお願いしたいんですが」

「ええ、この物件ですね。では、早速行きますか?」

すごく話が早く、すぐにお店の車に乗って内覧を希望した
中古住宅の場所まで連れて行ってくれました。

車での移動中に、住宅を購入する理由やどんな住宅が良いかなど
お店の人と雑談をして過ごしました。

お店からその物件までは車でだいたい15分くらい。
駅からも車で5分程度なので、立地は悪くないです。

見に行った物件は2階建ての木造住宅で、瓦屋根、
築30年程度の和風な住宅です。
土地が広くて、小さな家なら庭にもう一軒建てられそうでした。

妻はこの物件を見て気に入ったようで、凄くハイテンションになって
お店の人との会話が弾んでいます。すぐにでも契約する勢いです。

わたしは中古住宅で築年数も古いので壁や漆喰のヒビが気になってました。
雨漏りはないと思いますが、屋根や天井、外壁などを中心に見てました。

物件を観たあとに不動産屋へ戻ったら
営業の人と社長らしき人、そして奥さんらしき人の3人で
この物件について詳しく話をしてくれました。

「この物件はうちで所有している物件」
「最近値下したばかり」
「土地だけでもこの金額の価値はある」
「他に購入を考えている人がいる」
「こういうのは縁だから」
「知り合いが購入を考えているが、お客さんを優先する」
「購入する意思があるかが重要」
「購入しない場合は、他の人に売るので大丈夫」

ということで、この物件は最近値下したばかりで
他にも購入を考えている人がいるので購入するなら
早く決めてほしいということでした。

わたしもそんなに悪い物件ではないと思いましたが
長く住むことを考えると中古物件はやはり心配です。

ましてや、今回は不動産屋にくるのが初めてで
知識もほとんどない状態なので、契約を急がせるような
説明を受けても購入する気にはなれませんでした。

しかし、妻は

「こういう感じの家が好きなんです。」
「庭も広いし、駅からも近い。」
「見積りをお願いしても良いですか?」

買う気満々でした。

そして、営業の人が見積りを計算してくれて
だいたい1,500万円くらいになるということでした。

それを聞いてわたしは内訳がなかったので、
もう少し詳しい内訳が知りたいといって、詳しい内訳を書いてもらいました。

とりあえず購入するかどうかは少し考えさせてもらうことにして
3日後くらいに返事をするといって不動産屋を出ました。

不動産屋から車で帰るときも、妻はこれを逃したら同じ物件は買えない、
希望に近い間取だったなど、買いたいという気持ちが強く出てました。

しかし、わたしはまだ住宅を購入するのに乗り気じゃなく
最初の中古住宅の内覧だったこともあり、
知識が浅い状態で購入したら後悔すると思っていたので、
どんなに良い物件だとしても購入したくないといって
なんとか説得しました。

3日後、何度か話し合いとしましたが、
今回の物件は購入しないと不動産屋へ断りの電話を入れました。

その後も何度かチラシに出ていた中古物件を見に行きましたが、
最初に見た物件よりも良いと思うものはなく、妻が気に入るような物件は
ありませんでした。

中古物件を見に行くたびに、最初に見た物件の方が良かったと
たまに口にしてました。

妻の中古住宅に対する興味が次第に薄れてるような気がしたので
このまま、住宅購入を諦めてくれればと、密かに期待していましたが
妻が住宅購入を諦めるということはありまえんでした。

妻は以前と同じように住宅情報のチラシを見ていましたが、
中古住宅ではなく、別の情報を密かに見ていたのです。

次回は、中古住宅を諦めた妻が別の方法で住宅を手に入れる方法を
提案してきます。