退職金で同級生の大工に家を建ててもらったら、素人が建てたような欠陥住宅になったというドキュメンタリー番組の動画です。

詳しくは下の動画を見てもらえばわかりますが、こんな日曜大工のような工事をしていても、建築確認申請書を出して問題なく許可が下りています。

役所の書類審査では悪徳業者は見抜けないということです。

動画を見るのが面倒な場合は、下に動画のセリフを書き起こしたものがありますので、そちらを読んでみてください。

「日曜大工が建てた悲惨すぎる欠陥住宅」の内容

日曜大工が建てた悲惨すぎる欠陥住宅
自称大工に御用心!

ナレーション:
ここにも、ここにも、そして。。。(茶色いシミが壁一面に)

おばあさん:
すき間だらけだから寒くてね、心落ち着かないですよ。

ナレーション:
たしかにこの家、中も外もいたるところにすき間が目につく。

おばあさん:
暖房かけても何にもならないしね。
冬はいくら着重ねしても何にもならないんですよ。

ナレーション:
また、この家の屋根。
普通屋根は板と板の合わせ目の部分に「カッパ」と呼ばれる板金をかぶせ、雨風を防ぐ作りになっている。

しかし、この家は板金がなされていないので雨水が入り放題。
実際、屋根に水をかけ、雨降りと同じ状態にしてみるとわずか数分の後、屋根裏には水がにじんできた。

スタッフ:
ご覧ください。雨漏りしているのがわかります。
2カ所、3カ所、そして水がポタポタと漏れています。

ナレーション:
雨だけではなく、雪が降ればそれが溶けて天井を濡らすため、屋根裏には3つのバケツを置きっぱなしにしているという。

実はここお茶の間にも設計図との驚くべき違いが。
図面上、お茶の間の出窓は壁まで続くおよそ1間半。
しかし、出来上がってみると出窓は半間短い1間になっていたのだ。

玄関のひさしを支える柱が片方しか建てられていない。
正面から見ると明らかに右側に傾いている。

和室の障子は、立て付けが悪く、一度も閉まったことがないという。
スタッフが力を込めてもビクともしない。

欠陥だらけのこの家。
そもそも誰が建てたのか?

おばあさん:
還暦の祝いで、同級生にあったのでね。
その方だと騙されることもないだろうと思うし。

ナレーション:
退職を機に家を建てようと決意したのが今から13年前の平成6年。

ちょうど同じ頃、還暦祝いの同窓会で「大工」だという男と再会した。

その男を信じ、なけなしの退職金1,500万円をはたいて工事を依頼。

その結果がこの欠陥住宅だった。

しかし、大工はどうして、こんなひどい家を建てたのだろうか?

まずは、壁紙に浮き出したシミに付いては?

岩山健一氏(一級建築士):
これはねぇ〜、クロスの糊なんですよ。実は。
やった大工さんがですね。クロス屋さんに本職に依頼するのではなく、自分でのりつけて
張ってたんですね。クロスを。

で、こういうところをきちんと拭き取らなきゃいけなかったのをそのままにしてたんですよ。

ナレーション:
クロス。つまり、壁紙を張り付けた際、表面に残ったのりを拭き忘れたシミだと言うのだ。

もう素人なんです。とにかく、やることが。

ナレーション:
岩山氏の口から、まるで素人のようだという言葉が漏れた。
極めつけの欠陥は床下。
家の全重量を支える最重要の部材である床束という、この柱が。

岩山氏:
極めつけはね。ここ見てもらいたいんですけどね。
ここに限ってはとれちゃうんです。

ナレーション:
上から下までずさんな作業。
こんなひどい家ができた理由について岩山氏は、大工がもともと十分な技術をもっていなかったこと。
さらに、費用を浮かせる目的で安い材料を使ったこと。
この2点が原因だと指摘している。

大工のいい加減さは、領収書を名刺の裏に書いていることからも伺える。

スタッフ:
どういう大工だったって自分のことをいってたんですか?

おばあさん:
大きい仕事ばっかりしてきてね。
棟梁だっていってたんです。

ナレーション:
責任は、実は大工だけにあるのではない。
建築確認申請書。工事施工者の欄には大工の名前ではなく、設計者である二級建築士の名前が書いてあった。

この二級建築士の名前は工事監理者の欄にも書いてあるが、実際には監理をしておらず、いわゆる名義貸しに該当する。

おばあさん:
半殺しにしてやりたいと思う。
半殺しにすることできないからね。

ナレーション:
7年前の平成12年に大工と建築士を提訴。
長い戦いの末、平成17年3月には仙台地裁古川支部が勝訴の判決を下し、7ヶ月後、仙台高裁も一審判決を支持。
相手側の控訴を棄却した。

そして、確定したのが大工と建築士の両名が連帯し賠償金917万8,150円を支払えという命令。

スタッフ:
裁判所からお金を払えって言う命令がきますよね。
それに対してはどうですか?

おばあさん:
なんともしてないようです。

ナレーション:
大工と建築士は現在に至るまで金をまったく支払っておらず、払う意志も示されていないのだ。

家づくりは信頼できる住宅会社に依頼しよう

このおばあさんは老後の生活のために貯めておいた退職金で家を建てたいと、相談した同級生が悪徳業者でした。

悪いのは悪徳業者ですが、家を建てる時に安心して任せられる住宅会社を選んでいたら、こんなことにはならなかったはずです。

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