投稿者:優未

数年前に新築の注文住宅を建てることになりました。
工務店に毎週通い、話をつめていく段階で
一番時間がかかったのが間取りでした。

限られたスペースの中で、どこに何の部屋を配置するのか
決められるのは注文住宅ならではの贅沢な悩みのひとつでもありますが、
想像以上に大変でした。

義両親の部屋、義兄弟の部屋、私たち夫婦の部屋、
いずれ産まれる子供部屋を配置。

各部屋ごとにクローゼットをつけて、
タンスは買わない方向にし、なるべくシンプルにしようという話で
まとまりました。

その時はまだ気づかなかったのですが、
皆それぞれ自分たちの部屋やリビングキッチン、お風呂などのことで
頭がいっぱいで、大事な収納というスペースを考えることを
疎かにしていました。

というのも、キッチンには食糧庫がつきましたし、
据え付きのテレビボードや洗面台は収納スペースは十分ありました。

下駄箱も立派に家族5人分は大丈夫なものがついていて、
数畳の和室風スペースには押入れ、二回には屋根裏収納もありました。
だから十分足りていると勘違いを起こしていたのです。

ですが、いざ住むために引っ越したら大変なことが起きました。

掃除機をしまうスペースがない!
掃除道具をおいておくスペースがない!

あるある!と思っていた収納スペースでしたが
据え付きの収納には仕切りがついていて思っていたものが
そこに収まらない。

唯一少し広めの二回の屋根裏スペースは、
ひな人形や飼っているペットグッツ、私たち夫婦の布団などでいっぱい。
まだ使う予定のなかった子供部屋のクローゼットまで使っても足りません。

せっかくの新築のお家なのに物が出しっぱなしで
片付かないという最悪な事態になりました。

余分なスペースはなく、でも余分なもののない状況でしたので
早い段階で外に物置を買って、なんとか収納スペースを作りました。
そこももう満タンで、結局行き場のない掃除機は
いまだに部屋に出しっぱなしです。

収納。足りると思っていても、いざ定位置を決めてみたら
あれ?ってことがあるんですね。
納戸というスペースは住宅にとって、本当に重要なんだと痛感しました。